韓国では昔から人気のある【竹塩石鹸】ですが、日本でも口コミで広がり高評価を受けています。
今回は、国産で無添加の【竹塩石鹸】を取り扱う【ジュゲン】の社長、小森さんにお話を伺う機会がありました。
実は私、竹塩石鹸についてあまり詳しくなかったのですが、敏感肌のために作られたと聞いて納得のいくお話でした。
竹塩石鹸のすごいところは【還元力】。
・紫外線によるシミやしわの悩み
・エイジングケア
・アトピーやニキビなどの肌トラブル
・加齢臭が気になる
・無添加のものを使いたい
還元力を含め様々な効果がある竹塩石鹸は、敏感肌だけでなく肌悩みに対しオールマイティな石鹸で、顔だけではなく髪の毛や頭皮、全身に使えます。
元は健康食品を取り扱っている【ジュゲン】について
癌で余命宣告を受けた【ジュゲン】の創業者である加藤林四郎氏は、食生活の改善により救われた経験があったんだそう。
そんなジュゲンの理念は【食は命なり】。
そのため、開発・改善し、厳選された国産原料と無添加にこだわっています。
ジュゲンは元々(今もですが)、健康食品を取り扱う会社で、健康食品販売店や漢方薬局などに提供しているんだそうです。
私は体の色々なところが荒れたりしてしまい、その度に色々と試してきていますが、最近は「最終的にやっぱり食だよな」という思いがあり、食い入るように聞いてしまいました。
食品指導もするというジュゲンさんは今でも医師や専門家と話す機会も多いそうで、その中で「塩については非常に大切」と話すことが多いんだそうです。
『塩』と言っても様々で、化学的な塩化ナトリウムの純度の高い塩は良くないそう。つまり化学塩、精製塩などですね。
化学的な塩ではなく自然の塩のことを「天然塩」「自然塩」などと呼ばれますが、ナトリウムの他にも、カリウムやマグネシウムなどのバランスが良いのが特徴です。
「減塩」と言われるようになった背景には、日本人が天然塩ではなく化学塩の摂取が多くなったこともあるんだそう。
そこでジュゲンで取り扱うようになったのが、還元力の高い【竹塩】です。
【竹塩】について
九州に行くと知っている人も多いそうですが、【竹塩】というのを私は知りませんでした。
竹なの?塩なの?竹と塩で石鹸?塩が入ってると荒れそうじゃない?と。
竹炭とはその名の通り「竹」と「塩」を用いて作られていますが、高温で一緒に焼き上げたものです。900度以上の温度で焼くことで竹は炭になり塩と混ざり還元力が出るそうです。
また、900度以上の高温で焼き上げることで、有害金属などの有害物も取り除かれるそうです。
元は1300年前の韓国で発祥したと言われていています。韓国では一般的な家庭でも常備され、殺菌・消炎作用もあり、消化不良など胃腸薬として飲まれているそうです。
水で溶いてパックにすることもあるんだそうですよ(´▽`*)
竹塩は色々なところで作られていて値段も様々。原料や製法によって、味、匂い、効果が異なるんだそう。
ジュゲンの竹塩は、佐賀の玄界灘から採れる自然の塩と九州の孟宗竹を用い、特殊な窯で高温に焼き上げ作られています。
食べて良し、塗って良しの竹塩の特徴は、何といってもその【還元力】。
塩素を除去する【竹塩】
塩素を除去するという竹塩。その実験を見せていただきました。
塩素と言うのは水を腐らせないように殺菌消毒するために使われています。
以前から塩素についても肌に良くないと思いいくつか書いていますが、「やはり良くないのね」と確認。
プールに多くの塩素が使われていますが、水泳選手は塩素のせいなのかサメ肌になる方も見られるという話も伺いました。
水道水に、塩素と反応するとピンク色に変わる試薬を入れた状態です。
左には食卓塩。右は竹塩を投入。
食卓塩を入れた方は一切色が変わらないのに対し、竹塩は入れてかき混ぜてすぐに塩素の除去が行われます。
数分とかではありません。数十秒です。もしかしたら数秒かも。
塩素が入っていると酸化しやすくなるんだそう。
つまり、竹塩の還元力の大きさとも言えるわけです。
水道水を飲む家庭も減ってきてはいるかもしれませんが、やはり「飲む前には取り除いた方が良いですよね」というのは同感でした。
体や顔を洗う時も同じです。
塩素除去のできるシャワーヘッドを取り付けているご家庭もあるかもしれませんが、つけていないと言うのは塩素をダイレクトに顔に当てている状態。
そう思うと竹塩が入っている竹塩石鹸は魅力的です。
マイナス電位【還元】について
ちょっと化学的な話です。
以前「マイナス電位」についてエレクトーレの方に伺ったので、エレクトーレの記事も参考になると思います。
【電位】とは、物質には酸化しやすいものと還元しやすいものがあり、酸化させる力と還元させる力の差を指標で表した数値のことです。【酸化還元電位】とも呼ばれています。mvという単位で表します。
酸化は+(プラス)、還元は-(マイナス)で表されます。数字が大きくなればなるほど、酸化、還元の作用が大きくなります。
測定器は液体であれば何でも測れるそうで、人間の体液も測定できるんだとか。健康な人で-100~+100の間になるんだそうですよ。
「おぉ、測ってみたい( *´艸`)」と思ってしまいました。
固形物は水に溶かし測定するそうです。
ちょっと難しいですよね(私だけか?)。私は理解するまでに結構かかってしまいました(;’∀’)
分かりやすいのがリンゴの変色です。リンゴは空気に触れることで茶色くなりますよね。これはリンゴが酸化しているからです。
食べ物にも酸化還元電位があり、リンゴの電位はおよそ+545、キュウリはおよそ-120です。
リンゴは酸化しやすい性質なんですね。
ちなみに、医療でも使用される水素水は-400程度なんだそう。
物質は空気に触れると酸化していきますが、これは人間も同じです。これが老化と呼ばれる現象です。
紫外線や汚染された空気、ストレス、食事内容、様々なことで酸化を早めてしまうことも考えられます。紫外線やストレスはプラス電位が働くからです。
そこで注目されているのが【還元】です。
「海水にも還元力がある」という風に伺ったのですが、そこでふと思い出しました。
以前、手荒れがひどかった頃に「アレルギーとかアトピーは、海水浴すると良くなるよね」と聞いて、天然塩を買ってバケツの中を海水のようにして手を突っ込んでたことがあります。
なるほど。海水浴がアトピーやアレルギーに良いと言われているのは還元にもあるのか。とつながりました。
ちなみに、ジュゲンで取り扱っている竹塩は、海水の還元よりもマイナスに働くそうです。
【還元】と【抗酸化】の違い
よく、「抗酸化作用」という言葉を聞きますよね。酸化に対する「抗酸化」。
じゃぁ、酸化に対する「還元」とはどう違うんだろう?と疑問になりました。
抗酸化とは、酸化防止。つまり、酸化させないようにするものです。
還元とは、酸化したものを取り除くこと。元の形に戻すことを言います。
似ているようで違いますね。
うん。多分、両方大切なんだろうなぁ。と思います。
ジュゲンの竹塩石鹸プレミアムは、100%天然成分で作られています。防腐剤、酸化防止剤、界面活性剤、着色料、香料などの化学的な成分は一切入っていません。
気になる酸化還元電位は-600mv。
先ほど医療で使われる水素水が-400と言いましたが、それよりも高い酸化還元電位です。
また、還元力の高い還元竹塩を30%も配合しています。
「30%って死海じゃん!」って思ってしまいましたが、塩分濃度ではなく竹塩の配合量でした(;^ω^)
石鹸を作るときに練り製法で作る場合、ひび割れができてしまうというので竹塩は2%しか入れられないんだそう。
ジュゲンの竹塩石鹸プレミアムは、【真空加圧製法】という特許技術で作られています。
真空加圧製法は、90トンもの圧力で石けんを形成しヒビも入らないんだそうです。
【真空加圧製法で作られた竹塩石鹸の特徴】
・非加熱なので成分の熱変性がなく効果が損なわれない
・水を使わないので有効成分の変性がなく薄まらない
・塩の含有量が最大30%可能
真空加圧製法で作られた石けんは気密性が高く水分が入り込まないので、お風呂場でも溶けにくくもちが良いそうです。
また、塩の含有量が多いことで、天然の保存料や酸化防止の代わりになるんだそう。
もともと食用の竹塩を先に販売していたそうで、その竹塩を「入浴や洗顔の時に混ぜて使ったら調子が良い」敏感肌で悩んでいた方からのお便りがきっかけで開発したというのが【高濃度 竹塩石鹸premium】
竹塩石鹸の成分は非常にシンプルです。
・石けん素地
・天然海塩×竹炭
・竹塩粒子
・オリーブ素地
・米ぬかエキス(米発酵エキス)
敏感肌の方は肌が乾燥しやすく、そのためしっとり成分の「オリーブ素地」「米ぬかエキス」を配合しているそうです。
また竹炭粒子は、細かい粒子が毛穴の古い角質や汚れを除去するスクラブの役割もするそうです。
まとめ
・酸化還元電位-600mv
・還元竹塩を30%配合
・特許技術【真空加圧製法】
石鹸も色々ありますが、知らないこともあり話を聞けて面白かったです。
竹や塩のパワーってすごい!
そして、酸化還元電位というのは化学的なもののように感じてしまいますが、自然の中にあるものだからこそマイナス電位があるんだなぁ。と。
敏感肌の方にも使えますし、毛穴の黒ずみやシミなどに悩んでいる方にもオールマイティな石鹸です。
試してみました!レビューです!