飲んでみたアスタキサンチンのサプリメントがすごく良くて、今年は全然花粉の症状が出ません。
私の場合は、春よりも夏と秋に花粉症の症状が出るんですが「あれ?そういえば鼻水も出ないし痒くない」と。
さらに肌も調子よくて、アスタキサンチンけっこう良いかもと感じています。
飲んでたのはアスタブライト
アスタキサンチンの配合量は業界でもトップクラスです!
飲んでみて「すごい!」と感じたアスタキサンチンは、どのように肌やアレルギーに良いのかについてまとめてみました。
アスタキサンチンとは
アスタキサンチンは、エビやカニと言った甲殻類、鮭、いくらなど、海産物にだけ含まれる赤い色素の成分「カロテノイド」の1種です。
カロテノイドには、にんじんやかぼちゃの「βカロテン」やトマトの「リコピン」などがあります。その他にも650種類以上のカロテノイドが見つかってるんですって。
ちなみに、マグロの赤いのはヘム色素のミオグロビンという血液成分でアスタキサンチンは微量しか含まれていません。
海洋生物から得られるカロテノイドを「マリンカロテノイド」と言い、その代表でもあるのがアスタキサンチン。
オキアミやクリオオイルなどを使用したサプリメントもありますが、甲殻アレルギーの方には不安が残ります。
最近では、アスタキサンチンの含有量が高く甲殻アレルギーの心配がない緑藻ヘマトコッカスが注目され、そちらを使用するものも増えています。
アスタキサンチンの効果
アスタキサンチンはここ数年で様々な研究が行われていて、まだまだ研究段階のものも多いみたいですが、有効的であるという報告も多数あります。
アスタキサンチンの抗酸化作用
アスタキサンチンが今注目を浴びているのは、なんといっても強い抗酸化作用です。
・ビタミンEの1000倍
・ルテインの2.5倍
・コエンザイムQ10の800倍
・ビタミンCの6000倍
もあると言われています。
身体は簡単に酸化します。
息を吸って吐くだけでも活性酸素が発生しているんですが、若いうちは活性酸素を除去する力(体内の抗酸化物質の量)が強く、年齢と共に減少していきます。これが、老化です。
病気の9割が活性酸素のが原因だって言うお医者さんもいます。
活性酸素を過剰に発生させる原因として
・紫外線
・激しい運動
・強いストレス
・たばこ
・アルコール
などがあります。
通常、抗酸化物質は酸化したものを吸収しますが、そのうちの何割かはまた酸化してしまいます。
ところがアスタキサンチンは、吸収した酸化物質を酸化還元されないと言われています。
アスタキサンチンは、ミトコンドリアの活性化をすることで体内の抗酸化作用が高まるとも言われています。
βカロテンもビタミンEとともに活性酸素を除去することがわかっていますが、βカロテンやビタミンEよりもアスタキサンチンの方がはるかに作用が強いことがわかっています。
身体が酸化するとどうなるか
酸化って言うと「鉄のサビ」を思い浮かべてしまいますが、これと同じ現象が体の中で行われているんですね。
体の中で何が酸化するかというと、全部なんです。
血管
細胞膜
代謝酵素
遺伝物質(DNA)
もちろん肌もです。
アスタキサンチンは脂の酸化も抑えるので、コレステロールが酸化して悪玉コレステロールになるのを防ぐ効果もあります。
・血糖値の上昇を抑える
・血液中のコレステロール、中性脂肪の増加が緩やかになる
・白内障の進行も抑えられた
という研究結果から、糖尿病予防にも有効的であるとされています。
また、アスタキサンチンには解毒作用があるので、肝臓機能も高まります。また、肝臓に溜まる脂肪も抑制する働きがあることがわかっています。
ここ数年、まあ、歳も取るので仕方ないんですが「お酒弱くなったな~」と思ってました。
アスタブライトを飲みだして飲める量が増えたわけではありませんが、悪酔いしなくなりました。肝臓の為に飲んでたわけじゃないんですが、肝臓にも良かった。って言うのはかなりうれしい効果です。
アスタキサンチンは目と血液脳関門を通ることができる数少ない栄養素
血液網膜関門って言うのは、脳にとって有害な物質は脳に送り込まないって言う機能をするところで、脳に送られる栄養素を調節している機関です。
アスタキサンチンは、ここを通ることができる数少ない栄養素の一つなんですね。
DHAって「頭を良くする成分」などと聞いたことあると思いますが、これも血液網膜関門にダイレクトに作用する数少ない栄養素です。
目にダイレクトに成分を届けるには、血管網膜関門を通らなくてはいけないんですが、アスタキサンチンは通ることができるので、目の視力回復や脳にも有効的な存在だと言えます。
目に良いサプリメントとしてよく使われるものが「ルテイン」や「DHA」などがありますが、同時にアスタキサンチンはが配合されているサプリメントもあります。
目を酷使すると肌が荒れる原因になりますからね。
また、血管網膜関門を通り抜け直接脳神経にも働くので、自律神経を整えるにも良いと言われています。
アスタキサンチンは筋肉の疲労回復にも効果がある
順天堂大学での研究報告があります。
アスタキサンチンを6mgを4週間摂取し、運動後の血液検査をした結果、筋肉疲労の程度を示す酵素(クレアチンキナーゼ)の値が、摂取前よりも明らかに低下していることが判明。
疲労には、肉体的疲労の末梢性疲労と、脳が疲労する中枢性疲労の2種類がありますが、アスタキサンチンはどちらの疲労回復にも効果があると順天堂大学の研究者は指摘している。
筋肉疲労が減ることから、筋肉の回復が早まり持久力なども高まり、運動するときにより脂肪燃焼効果が見込めるためダイエットにも向いています。
最近では、スポーツ選手もアスタキサンチンを摂取する人もいるそうですよ。
免疫力の低下を抑えアレルギーを緩和
ストレスなどで免疫力が低下すると白血球の活性が下がります。白血球は、体内に異物が侵入してきたときに、それをやっつける役割をします。
異物とは、細菌、ウィルス、花粉、ほこり、ダニ、化学物質、がん細胞もそうです。
ストレスがかかると活性酸素が発生して白血球が傷つけられてしまいます。アスタキサンチンの抗酸化力で、活性酸素を除去することが免疫力の低下を防ぐと言われています。
アスタキサンチンは肌にも良い
カロテノイドは体内に吸収される際、必要な分だけビタミンAに変わります。
有名なのがにんじんのβカロテンです。
知り合いのアトピーの人が、にんじんジュース飲みだしたらすごく肌の調子が良くなってて、その頃手荒れがひどかったので私も飲んでいたことがあります。
確かに肌は潤いがでます。
アスタキサンチンもカロテノイドなので、同じように体内で必要な分がビタミンAに変わります。
粘膜や皮膚の新陳代謝を活発にするので、乾燥肌や花粉などのアレルギーの人にも大切な栄養素です。
動物性のレチノールと違って大量に摂っても過剰摂取の症状が出ることはほとんどありませんが、サプリメントを目安量以上に摂ったり、偏った食事を続けたりする場合は摂り過ぎや不足に注意です。
あと、にんじんジュースだと普通に肌は黄色くなります。
アスタキサンチンは紫外線による活性酸素を除去する力が非常に強く、さらにビタミンAに変化することから肌にも有効的なことがわかります。
最近ではアスタキサンチンの化粧品もありますが、アスタキサンチンは直接肌に塗ってもシミの原因となる色素沈着を抑える働きがあります。
アスタキサンチンの摂取で、紫外線を浴びた後の水分の蒸発が防げる研究結果があります。そのため、表皮のバリア機能に重要なセラミドに影響しているのではないかって言われています。
アスタキサンチンはアトピーやアレルギーの痒みに効く
ある異物に対して免疫力が働き過ぎてしまうと、そのものに敏感に反応するようになってしまいます。これがアレルギー性鼻炎や花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギーです。
こうしたアレルギーは、アレルギー物質が体内に入るとヒスタミンという物質が排出されます。このヒスタミンにって、皮ふが痒くなったり炎症を起こしたりしてしまいます。
花粉の時期に、抗ヒスタミン剤を飲んだり注射する人は多いと思います。
アスタキサンチンは、ヒスタミンを抑える働きもあり皮ふの痒みや炎症も抑える効果があるため、アレルギーやアトピー性皮膚炎にも効果的であるとの報告もあります。
即効性を期待できるものではありませんが、飲み続けることが大切なんですね。
アスタキサンチンの摂取量
目やアレルギーの為に良いと言われるアスタキサンチンの摂取量は、1日6mg~12mgとされています。
アスタキサンチンが12mgというのは、紅鮭の切り身12切れ、イクラ小さじ60杯分、たらこ12腹、クルマエビ60尾にあたる数です。
アスタキサンチンはサプリメントで摂るのが良い
上の数字を見てもらうと分かるように、通常の食事でアスタキサンチンを摂ろうと思うとかなり難しいんです。
DHAやEPA、イソフラボン、ルテイン、ポリフェノールなどは微量の栄養素です。
しかし、微量であるのに関わらず食事では1日の摂取量が難しいとされています。それは食事に含まれる量がものすごく少ないからです。
DHAやEPA、イソフラボン、ルテイン、ポリフェノールなどもサプリメントの方が効率が良く摂取できますが、アスタキサンチンも同様です。
おすすめはアスタブライト
私が飲んでいるものは、1日8mg摂取できます。
目に良いサプリメントとして
・マキベリー
・マリーゴールド
・ヘマトコッカス藻
・ブルーグリーンアルジー
・DHA・EPA
なども配合されていますが、目にも良いけど肌にも良いんです。さらにビタミンB群、C、A、E、亜鉛の栄養成分も入っています。
かなりバランスの良いサプリメントで、そういったものの中ではアスタキサンチンの含有量がトップクラスです。
アレルギーで季節の変わり目に肌が荒れたり、痒みに悩んでる方は試されてはいかがでしょう。
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