手荒れが一番ひどかった時、友人や知人が「これが良いよ」と色々なものを勧めてくれました。
なので、色々なものを試していましたが、その中でもよく勧められたのが「アロエ」です。
父親から生のアロエとかも渡されたことがありました。
アロエと言えば昔から、火傷やしもやけなどにも良いと様々な商品が出ていますよね。
アロエの効能
アロエには、
・抗菌作用
・解毒作用
・収れん作用
・抗酸化作用
・炎症抑制作用
などなど、様々な効果が期待できるので、火傷やしもやけ、虫刺され、あせもなど、皮ふが荒れたりかぶれたりしているところに塗ると、沈静してくれ回復してくれるというもの。
また、黄色ブドウ球菌の殺菌にも効果が期待できるので、アトピーなどの皮膚炎にも使える万能な植物です。
アロエ軟膏で顔が腫れた
とはいうものの、植物なので全員に効くということではなく、人によってはアレルギー症状を起こしてしまいます。
実は私。アロエのアレルギーでした。(いや、厳密には調べてないのですが、後に腕の内側でパッチテストしたら赤くなったのでアレルギーだと思います。)
アロエが良いと聞いて、アロエ軟膏を使ってみました。
結構ベタベタするので日中は使えず、最初は夜寝る前に手が荒れている部分に塗って手袋をはめて使っていました。
乾燥は防げるし、朝しっとりしていたので続けてみようと思い使っていました。
ある時、口の横辺りからあごにかけて吹き出物が出てしまったので、夜、寝る前に顔に塗ったんですが翌日塗った部分が赤くなっていて、時間がたつとともに腫れあがってしまいました。
病院に行ったら、「アレルギーかもね」とのこと。
アロエの成分は強いものが含まれているので、食べると下痢をしたり塗るとかぶれたりすることがあるそうです。
他の商品は大丈夫
アロエ軟膏のほかにもアロエクリームや化粧水なども使ってみたことがあったんですが、荒れたことがなかったんです。
ある日急にアレルギーになることはありますが、顔が腫れてしまった後に他のものを使ってみても荒れなかったんです。
友人が、「アロインスの蘆薈麗(ろかいれい)がしっとりするよ」というので使ってみましたが、荒れませんでした。(加齢による乾燥にはすごく良いと、友人の母談。)
実はこれにアロエが入っていることを知らないで使ってました・・・でも荒れなかった。
アロエの成分の違い
なぜだろうと思い、調べたら、私が使っていたアロエ軟膏は「アロイン」が豊富なアロエ末とケープアロエ葉を乾燥させ、その粉を丸ごと配合しているものでした。
有名ですよね。間宮アロエ軟膏。
このアロインがアレルギーの原因になることが多いそうです。
日本では「キダチアロエ」「アロエベラ」「ケープアロエ」、この3種類が特に使われています。
この中でもアロエベラは、薬事法によりアロインを除去しなければならないので、アレルギーがでにくいそうです。
私のようにアロインでアレルギーを起こす方でも、アロエベラを使っている化粧品では荒れることが少ないのかもしれません。
しかし、手にも塗っていたのに手に湿疹が出なかったのはなぜなのか。手が荒れすぎて気づかなかったのか。本当はアレルギーではないのか。迷宮入りです。
気を付けること
アロエのアレルギーがない方はアロエ軟膏は有効的だと思います。
気をつけなければならないのは、間宮アロエ軟膏はオリーブ油やワセリンを使用しています。
油は紫外線に触れると酸化の進みが早くなります。日光に当たることが多い時には使わない方が良いです。
ワセリンや油分は毛穴をふさいでしまうことがあるので、脂性でニキビが出来る方も気をつけた方が良いですね。
つぶしてしまったニキビに使うならオロナインの方が効果あります。でも、オロナインも、荒れている手や肌に使うと余計に荒れることがあるので注意です。
まとめ
周りではいなかったので気づきませんでしたが、アロエアレルギーがある人は結構多いみたいです。
「アロエ使ってみたらアレルギーでかぶれちゃった」「良くなかった」という場合、アロエじゃなくても保湿や美容効果のあるものはたくさんあるので、そういうのを試した方が良いですね。
アレルギーが心配な方は、アロエの商品を使うときにはどのアロエを使用しているか確かめること。パッチテストをするなど心がけましょう。
使ってみて良かったものをまとめているので参考になれば。