何かと美容や健康に害があるといわれる紫外線ですが、あまりにも太陽光に当たらないと、それはそれで体に悪い!なんて話も聞きます。手荒れや肌荒れをしているときはどちらがいいのでしょう?
以前は紫外線に当たることが害のあるように言われていましたが、最近では日光浴はすごく体に良いとされてきています。
日光浴がいい理由として、ビタミンDが生成されるということです。ビタミンDにはいろいろな効果があります。
ビタミンDの効果
・ビタミンDはカルシウムの吸収を促進してくれます。不足することで、骨粗しょう症や骨軟化症の可能性が高まります。
・新陳代謝を上げてくれるので、肌荒れやくすみなどに効果的です。
・免疫力も上がるので、風邪やインフルエンザにもかかりにくくなります。さらにはアレルギーやアトピー性皮膚炎にも効果的です。
・うつ病やがんの予防になる。
などなど、体に良いことがたくさんあるんですね。
こう聞くと、日光浴をしてみようかな?と思ってしまいます。
実際は?
日光浴に必要な時間は15分~30分程度だと言われていますが、実際には、日常生活において日光を浴びる時間はそれ以上にある気がします。
洗濯を干す。ゴミ捨て。買い物に行く。通勤時間。仕事での外回り。車に乗る方も太陽光を浴びてるとも思います。
すべて足したら30分どころじゃないですよね。
実は日常生活で日光浴ができているんです。
ただ、室内にこもりきりの方は別です。
家から駅までが近く。駅直結のところで仕事をしていて日中は外に出ない。もちろん帰宅は夜。という友人がいますが、体調が悪くて医者に行ったら、ビタミンDが足りていないと言われたそうです。
足りてないと感じる方は、サプリメントでも賄えるので試してみてもいいと思います。
そして、肌が弱い方や、今肌荒れや手荒れを起こしている方には対策なしでは多すぎる時間ではないかと思います。
さらに悪化しないためにもしっかり紫外線対策をして、肌や手を守りましょう。
カーテンは遮光カーテンが良い
家に光が入らなくなるから。と嫌う方もいらっしゃいますが、私は自身、部屋のカーテンを遮光カーテンに変えたら、本の日焼けが減ったのを実感しました。
これだけ焼けてしまっているのだから、体にも影響しているんだろうと思いました。
窓の近くにベッドがある方などは寝室だけ変えてみるのも良いと思います。
最近は、安く買えるすだれなどもあるので、試してみても良いかもしれません。
窓ガラスには遮断フィルムを張る
窓ガラスも紫外線を通します。これは、部屋だけでなく車もそうですね。
以前、海外の運送ドライバーが、顔の左側だけシワシワになってしまった写真を見たことがあります。これは、毎日何時間も車を運転して、その間ずっと紫外線を浴びていたからだそうです。気を付けたいですね。
洗濯物を干すときは家の中でハンガーにかける
外に出てからすべて干そうと思うと、結構時間がかかりますよね。その間紫外線を浴びる時間が増えてしまいます。
このように、家の中でハンガーにかけたりすることで外にいる時間が減らせます。
もちろん、帽子や手袋も大切だと思います。
日常生活ならサングラスより眼鏡
紫外線は目から吸収して、肌の色が黒くなる原因のひとつなんですね。
でも、ゴミを捨てに行ったり、買い物に行ったり、ましてや通勤中にサングラスって結構抵抗ありませんか?
さらに、サングラスよりも眼鏡のほうが良いという意見もあります。
これは、色の濃いサングラスは瞳孔が開いてしまい、紫外線を取り込んでしまうんだとか。UV加工は表からと裏からの両面加工のものが良いです。
日傘は完全遮光のものを
UVカット99%でも良いんですが、今は100%遮断してくれる日傘があります。
・芦屋ロサブラン
・サンバリア
そんなに変わらないでしょう。と思う方。
私はサンバリアの折りたたみを使っていますが、沖縄の日差しが優しく感じました。傘をさしているときとさしていないときの温度差をこんなにも感じたのは初めてです。
日焼け止めは優しいものを
日焼け止めは、肌に強いイメージです。
以前はSPF50のものを使っていましたが、いつからか、それが原因なのか、肌がピリピリするようになりました。
手荒れが起こりだした時期と同じなので、肌が弱っていたり、アレルギーなのかもしれませんが、私の場合はSPF30までは違和感なく使えます。ところがSPF40になったとたん、肌が突っ張りヒリヒリした感じや、落としてもかさつく感じが残ってしまいます。
レジャーや両行以外は下地でSPF25というものを使っています。
最近は、赤ちゃんでも使えるものも多く出ているので、助かります。
それでも、敏感肌の方やすでに荒れている方はパッチテストをしたほうがいいと思います。
紫外線を吸収する食べ物
食べ物でも紫外線に対して感受性を高めるものがあります。それはソラレンという物質ですが、野菜や果物に多く入っています。焼きたくない場合の朝食などは気を付けた方が良いかもしれません。
・レモン・グレープフルーツ・オレンジなどの柑橘類
・パセリ・セロリ・パクチー・大葉・などの香草野菜
・アセロラ・いちじく・キウイ・きゅうり
などなど。
紫外線を吸収しないような食べ物もあります。
・イチゴ・ブルーベリーなどのベリー系のフルーツ
・トマト・すいか・ぶどう・
・カカオ・アーモンド・あずきなどの豆類
・さつまいも・ビーツ
などなど。
まとめ
紫外線対策は夏だけではなく、一年中なので毎日気を付けましょう。
以前の私は、冬の対策は一切していなく、夏よりも冬場のほうが日焼けしていました。
雪や水でも反射してしまうのでお出かけの際は念入りに。