トラブルというほどではないにしても、毛穴の詰まりや黒ずみって気になりますよね。
でも、気になって触ったり、指で押し出してしまったりするとニキビや化膿などのトラブルにつながってしまいます。
毛穴の汚れがが気になる
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指で押し出す
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毛穴が開く
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ニキビができる
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ニキビが気になる
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ニキビをつぶす
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跡ができシミになる
これは私が実際やってしまっていたことですが、少なからず当てはまる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
学生の頃からずっと、間違ったやり方を正しいと思い込み、おもいきりやってしまっていました。
10代や20代の初めの頃は、肌も水分があり、そこまで荒れることはなかったのですが、手荒れが酷くなり、肌までも荒れてしまうようになってから、間違っていたことに気付いたんです。
毛穴の詰まりや黒ずみの原因
子供の肌では見ないですよね。子供は肌の水分量も多く、まだ皮脂の分泌も少ないからなんです。
思春期になると、皮脂の分泌が多くなります。皮脂が古い角質や埃などと混ざり毛穴をふさいでしまいす。
女性の方は特に、落としきれなかったファンデーションや日焼け止めクリームなども一緒に毛穴をふさいでしまう原因です。
この詰まったものが、酸化することにより黒くなります。これが毛穴の黒ずみです。
大人になると肌の水分が少なくなり、弾力がなくなってくるので肌が下がってきます。下がることにより毛穴が開いて見えてしまい、詰まりや黒ずみがよけいに目立ってしまいます。
これは、黒ずみがなければ毛穴は目立ちにくいということにもなります。
毛穴の詰まり黒ずみをなくすには
まず、毛穴が気になるからと言って、無理やり押し出したり、ゴシゴシ洗ったりしないことが前提です。
洗いすぎも皮脂を奪ってしまい、乾燥のもとになりますし、強く洗うことで皮膚を傷つけてしまいます。
私はこれ、全部間違ってやってしまっていました。
1、角質を柔らかくする
まずは、洗顔をする前に詰まっているものを取り除きやすくするために、蒸しタオルなどで柔らかくしましょう。湯船につかった後が毛穴が開いているので良いと思います。
オイルなどでマッサージすることでも柔らかくなり、汚れを溶かし取り除きやすくできますが、そういった場合は強くしないように心がけましょう。最近は乳液を使っている方も増えていますね。
肌荒れしているときや乾燥肌・敏感肌の方は、クレンジングではなくアルガンオイルやマカデミアナッツオイルなどがおすすめです。
※乾いた肌にクレンジングはNG
日焼け止めやお化粧をしたままの乾いた状態で、いきなりオイルのクレンジングをしていました。そんなCMもありますよね。
また、濃いメークではないのにクレンジングオイルを使うのも肌に負担がかかり傷めてしまうもの。やってました。
2、洗顔
洗顔料は、スクラブ入りなどを使用しないようにしましょう。余計な皮脂を奪ってしまいます。
もし使うのであれば、毎日ではなく1週間に1回か2週間に1回ほどにしましょう。
洗顔する際は、洗顔料、石けんなどは細かく泡立てること。柔らかくなっている角質を細かい泡で落としやすくします。そしてやはり、ゴシゴシ洗わないことです。
最近は、古い角質除去などに効果的な酵素洗顔料や、洗顔料に混ぜて使えるものも出ているので試してみてもいいですね。
こちらも毎日ではなく、始めは3日間おきくらいで、毛穴の汚れが目立たなくなってきたら使う回数を減らしていくと良いと思います。
※やり過ぎは危険
私は書いてある真逆のことをやっていました。スクラブのものは毎日使っていましたし、ゴシゴシ洗っていました。
ある日を境に、ピリピリしたり赤ら顔が目立つようになってしまっていたんですが、洗顔のやり方が間違っているとは思っていませんでした。
酵素洗顔やスクラブ洗顔は、皮脂や汚れを取るのには良いのですが、やりすぎてしまうと皮膚の角質が薄くなってしまうので注意が必要です。
敏感肌や乾燥肌、肌荒れしているときにも毛穴の汚れや黒ずみが気になってしまう方にお勧めなのが「アルファピニ28 コーラルクリアパウダーウォッシュ」です。
酵素洗顔ですが毎日使えるというもの。自然の成分で毛穴の汚れを吸収して流します。
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3、化粧水
お風呂上りや洗顔後に、引き締めようとして水を使うことはないですか?
皮脂や汚れを落としてから水で引き締めるというのは、何も肌に残っていないまま毛穴を閉じてしまうことになります。そして、その後に化粧水をしても効果が薄れてしまいます。
しっかり、化粧水を使いましょう。
収れん作用のあるものなどはアルコールを含んでいるものも多いですが、アルコールは水分を蒸発する作用が強いので、アルコールフリーのもの、もしくは、エタノールはオーガニックのものがお勧めです。
もちろん、乾燥しないためにも保湿が大切です。
※とにかく保湿が大事
学生の頃に、「洗顔後は年齢分水洗いすると毛穴が引き締まる」と聞いて、ずっとやっていました。そして、アルコールが入っている収れん作用のある化粧水も使っていました。
10代・20代の頃はベタベタするのが嫌で化粧水だけで過ごしていましたが、気が付いたらインナードライになっていました。インナードライになると肌を守るため余計に皮脂の分泌が増えてしまうんです。
皮脂が多く出てしまう方も中側は乾燥している状態かもしれません。
特に荒れている肌は角質が整っていないので水分が逃げやすくなっています。
乾燥させないように乳液やオイルをつけるのはもちろん、皮脂が出過ぎるのを防ぐためにも保湿が大切です。
4、ピーリング
それでも取れない、まだ目立ってしまうという方は、ピーリングを行うのも良いですね。
ただ、シートなどでビリっと剝がすものなどは肌を傷つける可能性は大きいです。流すタイプのものが良いと思います。肌の弱い方には刺激の弱いものをお勧めします。
ピーリングも毎日ではなく2週間ほど空ける方がいいです。
※はがすタイプのピーリングは肌を敏感にします
私は毎日ではないですが、ゴシゴシ洗ったのにも関わらずピリッと剥がすタイプのもの使ってました。さらに、とれないと思い一度に二回もやってました。ここまでくると、おそらく皮膚は薄くなっていると思います。
自分で敏感肌にしてしまっていたんです。
はがすタイプのものは角質をはがしてしまうことがあります。角質がはがれてしまった肌は層が薄くなり敏感に傾いてしまいます。
長年続けてしまうと、いつも使っている化粧品もしみるようになってしまうかもしれません。
5、女性の方はファンデーションや日焼け止めも
ファンデーションや日焼け止めは、塗ることではなく、落としきれないことが問題になってきます。できれば、強くないものではなく優しいものをお勧めします。
強いものを使う場合は、オイルなどでマッサージしながら落とし、休みの日や外に出ないときには肌に負担をかけないよう弱いものを使うなどというこ心がけましょう。
※日焼け止めは乾燥します。
最近では汗をかいても大丈夫なように、ウォータープルーフのファンデーションも多くありますよね。夏になるとSPFの数字が高いものを使うこともあります。
クレンジングをして洗顔する毎日では、肌に負担がかかってしまいます。
また、日焼け止めや日焼け止めのあるファンデーションに入っている紫外線散乱剤や紫外線吸収剤は肌を乾燥させてしまいます。落ちきれていないと余計に乾燥させ、毛穴に詰まらせてしまいます。
ウォータープルーフでも石けんで落とせるものもあるのでお勧めです。
まとめ
私は、毛穴の汚れや黒ずみをなくしたいのにすべてが空回りしてました。
そして、皮膚が薄くなってしまい何かあるとすぐ肌荒れしてしまうようになりました。
どれかやってしまっていることはありませんでしたか?
開いてしまった毛穴の詰まりや黒ずみは、薄くなるまで時間がかかります。
薄くなってくると肌の色も明るくなってくるので、健康的にも見えます。洗顔をしないまま寝てしまったり、逆に洗いすぎたりしないように心がけましょう。
と、自分にも言い聞かせてます。