乾燥肌、敏感肌、肌が荒れやすい人は表皮の角質が整っていないことが多く、肌の水分が抜けて行ってしまいます。
肌の水分を蒸発させないように表にの上に膜を張るだけなら、ワセリンでも十分だと思います。
ですが、化粧品を選ぶときには、いかに肌に水分を浸透させ維持させることができるかが重要だと思います。
私自身、化粧品で肌が荒れてしまうことがあったのですが、いくつか使ってみて「化粧品選びってめちゃくちゃ大切!」と感じています。
体の中から改善するのが大切だと思ってたんですが、やはり良いものは良い。肌の透明感や水分量が上がります。
乾燥肌・敏感肌・肌荒れの化粧品選び
敏感肌や乾燥肌、肌荒れにも使える化粧品は数多く出ていますが、何が良いかわからないことがありますよね。
成分を見ても横文字ばかりだし、何が良くて何が悪いかがわからない事の方が多いと思います。
色々な成分を見て「良さそうだな」と思うものがありますよね。
例えば
・アスタキサンチン
・ビタミンE
・ビタミンC
・コエンザイムQ10
・フコイダン
・イソフラボン
・セラミド
・アミノ酸
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
など、その他有効成分として独自の成分を配合している化粧品もあります。
実は難しい化粧品選び
これは、化粧品会社の方に聞いた話ですが、化粧品に大切なのはこれらの成分と他の成分をどのように混ぜ合わせ、いかに肌に負担をかけないで角質に浸透させるかが重要なんだそうです。
この場合の他の成分と言うのは、その他の保湿剤や乳化剤や保存料です。
化粧品を作る場合には、油と水を混ぜるために乳化剤として界面活性剤などが使用されます。また、保存がきくように保存料を入れたり、香りが出るように合成香料が入っていることがあります。
界面活性剤や香料、保存料が悪いわけではありません。化粧品を作るのに必要な成分です。
実際に、界面活性剤やシリコンなどは種類が何百とあり、組み合わせとなると数えきれないほどになります。
成分は、入れる順番や温度や湿度などでも化粧品の質は変わってきます。
その成分の強さによっては、敏感肌や肌荒れには刺激になってしまうことがあります。
作り方や配合などは基本的に問い合わせても教えてくれるところは少ないです。他のところにまねされてしまいますからね。
なので、「この成分が良いですよ」とは言っていても素人目には判断しきれないものがほとんどです。
使うならこの成分
「じゃあどうやって選べばいいんだ!」となってしまいますが、次のものは比較的水分保持されるものなので参考にしてみてください。
・セラミド(ヒト型セラミド)
・ライスパワーNo.11
・リポソーム
・ナノ化
など
セラミドはいくつか種類がありますが、肌に一番近い構造で作られていて浸透しやすいものは「ヒト型セラミド」です。
ライスパワーNo.11は、原料はお米で、抽出したエキスに酵母や乳酸菌、麹菌などを加え発酵・熟成させできています。
セラミドやアミノ酸を補充するという考え方ではなく、ライスパワーNo.11には「自分のセラミドを増やす」という力があります。
リポソームは最新の浸透技術の成分で、人の細胞間のリン脂質と同じ構造で作られていて角質層への浸透が非常によく安全性が高いのが特徴です。
ナノ化と言うのは、コラーゲンやヒアルロン酸、アミノ酸の分子を小さくして浸透させやすくしているものです。
ナノ化されていない成分は角質に浸透しにくいので水分維持の力は弱くなってしまいます。
界面活性剤や防腐剤は悪くないと言いましたが、できれば負担がかからないものか入っていないものを選ぶと良いと思います。
おすすめ化粧品
良い化粧品はたくさんありますが、私が使った中で「これは良い」と言うものを紹介したいと思います。
私は乾燥と脂質が混ざった混合肌です。
脂質があるのに紫外線や花粉などに敏感で荒れやすいので、使う化粧品も「乾燥肌」「敏感肌」の化粧品を選びます。
それぞれ良いのですが、色々使っていると、やはり有効成分や水分を抱える力が良いものはニキビの治りが早かったり、肌にハリが出てきたりします。
おすすめするのは、エビデンスがしっかりあって使ってみるとやっぱりよいというものです。
リポコラージュ「ラメラエッセンスC」
肌の角質の構造で、細胞間脂質(セラミドを含む脂質)と水分を挟む構造を「ラメラ構造」と言います。
肌が乾燥していたり荒れている人のラメラ構造は乱れています。そのため水分が抜けやすくなります。
肌の水分量を上げるには「ラメラ構造」が非常に大切で、この構造がしっかりいていると水分が通り抜けないので肌が潤い、刺激から体を守るという仕組みです。
ラメラエッセンスCは、このラメラ構造が乱れているところにセラミドを含むリン脂質を強力に補充するように作られています。
肌と同じリン脂質でできたラメラナノカプセルと生コラーゲンを独自の製法で組み合わせ「フェース生コラーゲン」という成分ができます。
このナノカプセルが肌の中に入ると、ばらけてラメラ構造の一部になります。乱れたラメラ構造の隙間をどんどん埋めていきます。
フェース生コラーゲンは浸透技術「リポソーム」で成分をナノ化して溶けあうようになじませます。そのためしっかりと角質層に浸透していきます。
フェース生コラーゲンの作り方は特許を取っているほどのもので、世界初なんだそうです。
リポソームは通常、薄いガラスのようにできてるものが多いらしく壊れやすいそうなんですが、ラメラエッセンスCのリポソームはスライムのように柔軟性があり、壊れずに肌に浸透していくようになっています。
そのため、浸透する途中で壊れずにしっかり水分を保持できるというわけです。
合成界面活性剤、防腐剤、香料、着色料、エタノール、鉱物油などの添加物は一切使っていません。
他の化粧品と違うのは即効性です。
化粧水や美容液は基本的にターンオーバーとともに効果を感じていきますが、ラメラエッセンスCはターンオーバーと関係なく肌に必要な成分を入れ込んでいくため、即効性を感じます。
初回でリフトアップしたのは驚きました。肌の細胞の隙間を埋めることで肌にハリが出るんだそうです。
二つを混ぜて美容液を作ります。保存料が入っていないので冷蔵庫で保管します。
じゃっかん面倒ではありますが、乾燥肌や敏感肌を強くするには良い美容液だと思います。
通常価格:¥6552(税抜き)
集中コース:¥5700(税抜き)2回目以降もずっと¥5700
※コースの停止変更可能
どうしても肌に合わない場合、初回に限り30日の全額返金が可能です。
公式サイト:リポコラージュラメラエッセンス C
シグナリフト
シグナリフトは、細胞の加工、培養、保存などを行う厚労省の認可を受けた再生医療センター「CellSource(セルソース)」という会社が開発した美容液です。
セルソースが独自で開発した成分の「シグナペプチド(R)」が、確実に皮膚再生を促すシミ・しわ・ほうれい線・たるみ・くすみ・ニキビ跡対策のため、細胞治療のホームケア用品として開発した美容液。
シグナペプチドとはセラミドやコラーゲン、KGF(ケラチノサイト成長因子)の産生をUPさせる成分なんです。
他の化粧品と違うのは、セラミド、コラーゲン、成長因子などそのものの成分を浸透させて保護するのではなく、再生医療に使用される「幹細胞」をもとに、肌がそれらを作ることを助けるという事です。
最近では「幹細胞コスメ」と言って、人の幹細胞に似た植物成分(アルガンやカミツレなど)を使ったものやヒト幹細胞由来のものもあります。
その中でもシグナペプチドは、表皮の老化によるシワの形成を防ぎ、さらに血管内皮細胞増殖因子に働きかけ、酸化ストレスの軽減、細胞増殖・細胞走化性を向上することでPRP治療レベルの質の高い真皮コラーゲン産生を促進させることがわかっています。
香料・着色料・鉱物油・合成防腐・界面活性剤・シリコン・エタノール・パラベン 一切不使用です。
使い始めたときは浸透している感じがしなかったんですが、1ヶ月半で首横じわが薄くなりました。
荒れている肌はパッチテストをした方が良いと思いますが、肌荒れにも使えるとのこと。
通常価格:¥10800(税込み)
定期コース(お試しコース):20%OFFの¥8640(税込み)
※お試しコースに限り30日の返金保証
※7日前までに連絡で定期の解約・お休みOK
公式サイト:シグナリフト
トリニティーライン【ジェルクリームプレミアム】
大正製薬グループのドクタープログラムという会社から生まれたスキンケアブランドで、研究力と技術力はトップクラスです。
混ぜる順番、タイミング、成分の比率、温度などはかなり慎重に作られていて、工場の温度などにも気を付けて1年中安定できるようにしているそうですよ。
ジェルクリームプレミアムは水を一滴も加えてていない化粧品です。
水の代わりにシラカンバ樹液を使用しています。
その他ヒト型セラミドが配合されていますが、この量が従来のものに比べて多く入っています。
さらに、多重層ナノカプセルとLHPナノカプセルの2種類のナノカプセルを採用しています。これは製薬会社だからこその技術。
また、ヒト型セラミドの中でも種類がいくつかありますが、人のセラミドに一番近いと言われているヒト型セラミドのセラミド2が配合されています。
界面活性剤は入っていますが、石油由来ではなく植物由来のものを使用しているそうです。
オールインワンのクリームジェルですが、化粧水+美容液と考えたら楽です。
そして、安いです。この配合なのに価格も求めやすくて良いと思います。
通常料金:¥3800(税抜き)
定期コース:初回¥1900(税抜き)2回目以降は10%OFF¥3420(税抜き)
公式サイト:【トリニティーライン】
ライースリペア
ライースリペアは「ライスパワーNo.11」を使った化粧品です。
ライスパワーNo.11を使用している化粧品会社は数社しかありません。私もすべて使ったわけではありませんが、以前手荒れの時に使っていたクリームもライスパワーNo.11配合のクリームでした。
それぞれ重いや軽いなどの特徴はあるものの、どれを使ってもしっくりきます。
界面活性剤は入っていますが、石油由来ではありません。また動物性の原料や香料、着色料は無添加です。
ライスパワーNo.11は「皮膚水分保持機能改善」成分は世界でも認められていて、有効成分として厚生労働省からも認可されています。
1週間でセラミドが40%増やすという研究結果も出ています。
私はこの他に、KOSEの「米肌」と「澄肌美白」を使いましたが、乾燥が進んでいる人にはライースリペアかな。
トライアルの料金は送料無料の¥1750(税抜き)
公式サイト:生み出すセラミド【ライースリペア】
コメント
化粧品にも色々あるんですね。参考になりました。
私は乾燥肌で年中肌が乾燥しています。紹介されたものもすごく良さそうですね。使ってみたいと思います。
コメントありがとうございます。
乾燥肌だと乾燥肌用などを選ぶと思いますが、たくさんあってどれが良いか分からなくなることもありますよね。
今回紹介した化粧品は、化粧品会社から直接お話を伺って実際使ってみて良かったものです。どれもおすすめですよ~。