眼精疲労で肌が荒れる!?目の疲れと肌荒れの関係・有効な栄養素

現代人は目を疲れさせていますよね。

電車の中でふと見渡すと、私が座っている席の1列と向かいの席の1列、扉を挟んで向こうの席の1列のお客さんが、全員がスマートフォンに目を向けていたときはさすがに笑いました。

仕事場ではパソコン、家ではテレビやゲーム。その他にも、都心に住んでいると信号待ちや満員電車などで人との距離が近く、目が疲れてしまうんです。

眼精疲労で肌が荒れることがあります。知ってましたか?

私も「まさか!」と疑っていましたが、実際に目を使わなくなると肌が回復するので不思議でした。それには理由がありました。

眼精疲労と肌荒れの関係

ニキビが出来たり肌が荒れるときは「体が疲れている」というのは大きな要因です。

目を酷使しているときは、体が止まっていたりおかしな体制になっていうことが多いですよね。(おかしなっていうのは、ものすごく猫背になってたり、寝ながらスマホを見ているときの体勢です。)

これってすごく体にストレスがかかっています。筋肉も固まってしまうので、血流が悪くなり肩こりや頭痛の原因にもなります。

血流が悪くなっている

目の周りももちろん血流が悪くなります。体全体の血行不良に加え、パソコンやスマートフォンを凝視しているとまばたきも減り、目の周辺が緊張して目の周りの血流も悪くなります。

顔の筋肉も固まってくるので、代謝が悪くなりニキビや肌荒れになってしまうというわけです。

目の周りは皮膚が薄く血管が細いため、血流が悪くなると瞼がくろずんだり、目の下にクマが出来たりという肌トラブルの悩みが増えてしまいます。

システイン不足

システインとは体内に元々存在しているアミノ酸の一種で、髪の毛や爪を構成するケラチンの材料になります。

肌のメラニンの生成を抑制する働きもあるので、最近ではシミ対策にも使用されています。

このシステイン、目の粘膜の細胞を修復するのにも多く使われているんです

つまり、目を酷使している現代人はシステイン不足になりやすく、システイン不足になると、肌荒れやシミはもちろん、爪がボロボロになったり抜け毛が多くなってしまいます。

こんなことで眼精疲労になる

・パソコンやスマートフォンのブルーライト
・遠視、近視、乱視、老眼
・明るすぎたり暗すぎる照明
・長時間の読書
・ドライアイ
・ストレス

パソコンやスマートフォンは、光を反射させないようなフィルムを貼ったり、最近ではブルーライトカットする眼鏡も出ています。

眼鏡やコンタクトを使用している人は、度が合っているか確かめましょう。

ドライアイは外気に触れやすくなるので、角膜炎や結膜炎、花粉などのアレルギーにもなりやすくなります。

意識的にまばたきを増やしたり、防腐剤の入っていない目薬で対応を。

休ませず酷使していると症状が悪化してしまいます。目が疲れたと思ったらホットタオルを使うなど、家でも簡単にできるのでやってみましょう。

視力回復・眼精疲労に効果的な栄養素

視力回復や眼精疲労にブルーベリーは有名ですよね。その他にも色々あります。

アスタキサンチン

アスタキサンチンは、エビやカニと言った甲殻類、鮭、いくらなどに含まれる赤い色素の成分「カロテノイド」の1種です。

目の網膜には「血液網膜関門」という場所があり網膜を守っていて、必要でないものと判断するとその栄養素をはじいてしまいます。

ビタミンやβカロテンは通れませんが、アスタキサンチンは血液網膜関門を通ることができる数少ない栄養素なのです。

つまり、目にダイレクトに作用するので光から目を保護すると言われています。

また、高い抗酸化作用があり、脳の血管を若く保ち、肉体疲労やストレスにも有効であると考えられます。

アントシアニン

アントシアニンとは、ブルーベリーやビルベリー、カシスなどに含まれるポリフェノールの1種で、紫色・青色の色素のことです。

目の網膜には「ロドプシン」というたんぱく質があり、光の情報を受け取っています。

ロドプシンは光を受けて分解し、再合成するということを繰り返し行っています。目を酷使しているとロドプシンの再合成が遅れ、目がぼやけたり、ショボショボしたりします。

アントシアニンはこの「ロドプシン」の再合成を促進する働きがあり、視覚機能を改善する効果があります。

また、抗酸化作用も高いため、活性酸素を除去するとされています。

ルテイン

ルテインとは、緑黄色野菜や黄色い花弁に含まれている黄色の色素の成分「カロテノイド」の1種です。

アスタキサンチンと同様に、血液網膜関門を通ることができる数少ない栄養素です。

ルテインには、紫外線やブルーライトなどの有害な光線を吸収して、網膜の組織を守る働きがあります。

また、目の水晶体や網膜のルテインが不足すると、緑内障や白内障になりやすくなることが分かっています。

DHA・EPA

DHA・EPAは青魚多く含まれている必須脂肪酸です。頭が良くなるというのは今となっては有名ですが、視力回復や老眼予防も気合出来る栄養素です。

DHAは、目の網膜や視神経にも存在し、血管や細胞膜を柔らかくして血行を促します。

EPAは、炎症を抑制する脂肪酸なので、皮膚炎などの抑制効果が期待でき、DHAとともに摂取すると効果的が高いとされています。

目にも肌にも良いサプリメント

【アスタブライト】

アスタブライト1

アスタブライトは、成分のバランスと配合量が良いサプリメントです。

眼精疲労のサプリメントはやはりブルーベリーのものが多いんですが、こちらはブルーベリーよりもアントシアニンが多く含まれているマキベリーを配合。

さらにアスタキサンチンは富士フィルム社製のものを使用しています。

その他にもDHA・EPA、ルテイン、ブルーグリーンアルジーなど抗酸化作用の高い成分を配合。

目の粘膜や皮膚の細胞を作る栄養素(ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、βカロテン、亜鉛)も含まれています。

公式サイト:アスタブライト

目が疲れて手や肌に影響するなんて思ってませんよね? あなどるなかれ眼精疲労です。 パソコンやスマートフォンなど、日常で欠かせな...
まとめ

目を酷使し続けていると血流が悪くなるり、肌に必要な栄養が奪われるため肌に影響してしまうんですね。

食べ物で栄養を補給することも大切ですが、目を休めることが重要です。

30分に1回は休憩を挟む、電車の中ではなるべくスマートフォンを見ないようにする、ゲームは時間を決めるなど、対策をするとよいかもしれませんね。

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