肌荒れと一言で言っても種類や原因は様々です。原因が違うと肌に出る症状も変わってきます。
なぜ、肌荒れを起こしてしまっているのか。いつもどのタイミングで肌荒れが起こるのか。どのようにしたら改善できるのかを考えていきましょう。
アブラによるもの
特にニキビとして肌に現れるものが多いと思います。もともとの脂性や普段から油ものを多く食べる方には多い原因です。
また、ニキビまではいかなくても、肌がブツブツしてくることもあります。
若い人や脂性の人は、特に顔のTゾーンなどに皮脂腺が多いのでニキビになりやすいです。
アブラが悪いわけではありません。肌を覆う役割のあるものなのでむしろ必要な存在なのですが、皮脂の分泌の過多やドロッとした油分が原因で毛穴がつまり肌荒れが起こります。
顔だけではなく体にも出ます。
皮脂が多く出る場所は、顔のTゾーン以外にも頭や背中にもあります。背中にニキビが出来やすい人は食べ物には気を付けた方が良いかもしれませんね。
また、油ものを食べると消費するのにビタミンが多く使われます。
洗顔や体を洗う時に注意し、なるべくスナック菓子やチョコレートなどは控え、油ものを多く食べてしまった時には吸収させないような飲み物、一緒にビタミンを摂るなど心がけると良いかもしれませんね。
乾燥によるもの
乾燥肌とは、皮脂が少なくなって水分が逃げてしまい乾燥すると思っている方も多いようですが、皮脂とは別の水分をつなぎとめる役割をするセラミドが減り、そのせいで乾燥してしまい起こる肌荒れです。
ニキビは脂性の人だけがなるかと思っていましたが、乾燥肌の人もニキビはできます。
乾燥で起こるものはニキビに限らず、カサカサ肌やザラザラ肌になりやすいものです。
季節の変わり目などにも多い乾燥ですが、乾燥している状態だと敏感肌になってしまうこともあります。
ニキビなどは乾燥しているものと皮脂によるものと両方が考えられますが、自分が脂性だと思っていたら実は体は乾燥していた。なんて言うことはよくあります。
これはインナードライと言い、肌の水分が少ないために体が皮脂を多く分泌してしまうので毛穴に詰まりやすくなるからです。
洗顔のし過ぎや、こまめな保湿を気を付けて低刺激なものを使うよう心がけましょう。
私自身インナードライ肌なのですが、乾燥ってなかなか改善するの難しいです。
夏は良いかもしれないんですが、秋口に急に乾燥してきて保湿クリームだけでは間に合わないこともあります。
乾燥肌の場合は、体の中から水分を増やしたりつなぎとめる食べ物やサプリメントも良いかもしれないです。
腸内環境によるもの
「肌は内臓を映す鏡」とも言われているほど、体の中の汚れや疾患で肌が荒れることがあります。その中でも腸内環境はを整えるのは大前提です。
腸の働きが低下し便秘や下痢になり、腸が汚れることで肌荒れを起こしてしまいます。
女性の方は特に慢性の便秘などで悩む方も多いと思います。最近は男性も便秘で悩んでいつ方も多いですね。
食べ物はもちろん、ストレス、運動不足、睡眠不足など、意外と身近なものが原因になっていることが多いです。
腸内環境が悪いことで免疫力も落ちてしまい、肌荒れだけにとどまらずアレルギーなどにもつながってしまいます。
まずは、生活習慣の見直しに気を付けてみましょう。
アレルギーによるもの
季節の変わり目には多く出ますね。花粉症などのアレルギーが原因で肌荒れを起こしてしまいます。
これは、肌に花粉が付着することで起こる肌荒れです。花粉症だけでなく、ダニやハウスダストなどのアレルギーでも肌に触れることで肌荒れが起こります。
食べ物の場合は、アレルギーのあるものを食べると数時間後にかゆくなったり、ブツブツと湿疹が出てしまったりします。
アレルギーは腸内環境に深くかかわっていると言われています。アトピー性皮膚炎も皮ふ表面だけだけではなく、肺経の臓器、毛細血管まで及んでいます。
清潔に保ち保湿して、生活習慣の見直しをしてみましょう。
ホルモンバランスによるもの
10代~20代の思春期ニキビや、女性の生理前や妊娠期などがこの原因です。
10代~20代のニキビは成長期にホルモンのバランスが崩れ、皮脂の分泌が活発になることが原因です。女性の生理前もホルモンバランスが乱れ、黄体ホルモンが増加し、皮脂の分泌を促します。このせいで肌荒れを起こし、肌が敏感になってしまいます。
まずは、ホルモンが乱れないようにするのが一番ですが、それも中々難しいものです。
皮脂の分泌は食べ物などで改善されることが多いです。スキンケアなどにも気を付けて改善していきましょう。
化粧品によるもの
化粧水や乳液などが肌に合っていないこともあります。
化粧品が合っていないときは、ヒリヒリしたり、染みたりすると思いますが、続けてしまうと赤みが出てしまったり、ブツブツができてしまったりします。
また、洗っていないファンデーションのパフなども、カビといった原因で肌荒れが起きているかもしれません。髪の毛につける、ワックスやジェルといったスタイリング剤などでも肌に触れ荒れる原因の一つです。
荒れると思ったら、すぐに使用を中止することに限ります。
体調よっては、いつも使っているものでも肌が荒れてしまうこともあるので、気を付けましょう。
まとめ
肌が荒れてしまうと外に出たくなくなったり、体にまで影響してしまうこともあります。
私は常にマスクをして、休みの日には外に出ない生活を送ることもありました。
手荒れの原因のところでも書きましたが、一つの原因が重なってしまい肌が荒れていたりもします。
毎日の生活をしっかり見直して改善していきましょう。
【手荒れや肌荒れを早く改善したい方のおすすめアイテム】