前回、DIDYCO(ディディコ)のモリンガ製品についてお話を伺って「やっぱり使ってみたい」と思い、以前から気になっていたモリンガオイルを使ってみました。
普段からアルガンオイルを使うことはありますが、モリンガオイルの浸透性には驚きました。
「肌の調子が何だか良くない」「持っている化粧品を変えようか悩んでる」などの方は、ちょい足しできるオーガニックモリンガオイルはお勧めです。
DIDYCOモリンガブリリアントビューティオイルの特徴
ディディコのモリンガオイルの特徴としては、その品質の高さです。
ディディコで取り扱っているモリンガオイルは、フィリピンで育てられた「イロコスモリンガ」という国で認められたモリンガ認証を取得しているのモリンガを使用しています。
イロコスモリンガでは
・遺伝子組み換えをしていないもの
・添加物を含まない事
・農薬を使用していないもの
などの厳しい審査があり、フィリピンの栄養豊富な土で育てられたモリンガは栄養価が高いそうです。
また、消費者にも生産者にも環境にもメリットのあるフェアトレードのシステムを採用しています。
フェアトレードとは、発展途上国の農産物や雑貨などを適正な価格で継続的に輸入・消費する取り組みのこと。低賃金の労働の雇用をつくることで貧困解消や経済の自立などを協力するというものです。
フェアトレードのシステムを取り入れることで生産物の品質や技術の向上ができ、消費者にも良いものを届けられる。ということです。
オイルを抽出する方法も、品質や栄養を崩さないようコールドプレス製法で行われています。
モリンガの栄養や特徴についてはこちらに詳しく書いています。
モリンガブリリアントビューティオイルの成分
成分は非常にシンプルです。
・ワサビノキ種子油(モリンガシードオイル)
・サンパギータ精油
美容オイルだとオイル100%のものがありますが、モリンガブリリアントビューティオイルにはサンパギータのエッセンシャルオイルが入っています。
これは、モリンガオイルが少し土のようなニオイがするからなんだそうです。
割合としては、99.9%モリンガオイル。残り0.1%がサンパギータ精油。とのこと。
サンパギータはフィリピンの国花で、ジャスミンの一種。香りもジャスミンのような香りがします。
※精油を使用しているので1歳未満のお子様には使用しない方が良いそうです。
モリンガオイルの成分の特徴
私は化粧水の前にブースターとしてアルガンオイルを使うことがありますが、モリンガオイルはアルガンオイルに比べてその作用は高いんだとか。
それはモリンガ特有の成分「ベヘン酸」にあります。
ベヘン酸は飽和脂肪酸で、ホホバオイルやオリーブオイルにも含まれていますが、わずか0.2%。
モリンガオイルには6.3%も含まれています。
ベヘン酸がどういった作用をするかというと、水と油を混ぜる「乳化」という作用をするんだそう。
乳化とは、液体を微粒子化して分散させることですが、モリンガオイルはこの作用が高いので肌に浸透しやすいという事です。
これは、水にアルガンオイルを混ぜたものと、モリンガオイルを混ぜたものを振って比較したものです。
始めは両方とも白く濁りますが、数分するとアルガンオイルの方が分離していきます。
これはアルガンオイルとの比較ですが、他のオイルだと振った瞬間に色が違うそうです。
モリンガブリリアントビューティオイルは敏感肌や肌荒れにも使用OK
敏感肌や荒れた肌にも使えるかお伺いしました。
アーユルヴェーダでも使用されているモリンガオイルは、肌のついた大気汚染などを吸収する働きがあるので、そういったものに敏感な肌にも荒れた肌にも使用できます。とのこと。
敏感になっている肌に、水分と油分をバランよく導入できるオイルだからなんだそう。
以前、オーガニック化粧品の講習会に参加した時にも聞いたんですが、敏感肌や肌荒れは科学的な成分に反応してしまうことがあり、オーガニックで添加物が入っていないものは肌の弱い方は選びやすい。とおっしゃっていました。
・ヘベン酸
乳化作用が高いので、化粧水や美容液の導入を促進します。
・パルミチン酸・オレイン酸
皮脂に近い成分で、肌に優しく浸透します。角質の細胞一つ一つに水分を含ませふっくらした光沢のある肌に仕上げます。
・オレイン酸・エイコセン酸・ステアリン酸
保湿力が高く、肌に膜を張り肌の乾燥を防ぎます。
モリンガブリリアントビューティオイルの使用期限
使用期限は製造より18か月(1年半)です。
商品に製造年月が記載されています。
見方は、西暦の下2桁+月+製造番号
この場合だと2017年の10月の製造です。
オイルは酸化するものが多いですが、モリンガオイルは酸化しにくいのも特徴です。
オーガニックで1年半使えるのってなかなかないですよね。
モリンガブリリアントビューティオイルの使い方
モリンガオイルは顔以外にも全身に使えます。髪の毛にも使えます。
ですが、モリンガのオイルは非常に高価で、原価はココナッツオイルの15倍にもなるんだそうです。
顔以外に使うのはけっこうもったいないかも。とおっしゃってました。
そういった場合は、違うオイルに混ぜると良いそうですよ。
お勧めはサンドイッチ(ミルフィーユ)美容
サンドイッチ美容とは、オイルをつけて化粧水を塗って、またオイルをつけると言った方法です。
モリンガオイル⇒化粧水⇒モリンガオイル
最後に塗るオイルは他のオイルでも良いそうです。
モリンガブリリアントビューティオイルの注意
注意というほどではないんですが、オイルは寒い時期に白く濁ったりダマになることがあります。
モリンガブリリアントビューティオイルはふたを外すとスポイトのようになっています。
寒いの時期なので白く濁っています。
初めてオーガニックオイルを使用すると心配になる方もいらっしゃいますが、成分や品質に問題ありません。
私も初めてオーガニックオイルを使用した時に白くダマになって「え?腐った?」と驚いたことがあります。
けっこうあるあるみたいです。
面白い話を聞いたんですが、寒い国で育ったの植物オイルは寒い場所や時期でも固まらないそうです。
反対に、暑い国で育った植物オイルは寒い場所や時期に固まりやすいんだそうです。
モリンガブリリアントビューティオイルを使ってみました
内容量:20ml
顔に使う場合、朝晩の使用で2ヶ月~2ヶ月半ほどもつそうです。
使う量は1回に2滴~3滴ほど。
モリンガブリリアントビューティオイルは肌への浸透力がすごい
例えば化粧品売り場に行って、どういうものか試そうと思った時に手に出して使ってみると思います。
モリンガオイルを手に取ってなじませたときに、「おっ!すごい吸収力!」と驚きました。
これって、手荒れの人にも使えるんじゃないかな?と思います。
乾燥している方はかなり実感できると思います。
アルガンオイルを使用しているのでオイルの中でも差があるのは分かるんですが、モリンガオイルの肌への浸透力はすごいです。
モリンガブリリアントビューティオイルはサラッとしてるので使いやすい
これで3滴。
ふたを開けたときもサンパギータの香りがしますが、つけたときの方がより香りがします。
確かにジャスミンのような香り。かなり癒されます。
手につけた香りは数時間もってました。
浸透力はありますが、オイルなので伸びも良いです。
手でなじませるとすぐに馴染みます。
化粧水の前にもつけたんですが、化粧水の浸透も良くなります。
ブースターとして使うのがやっぱり実感しやすいかな。
エステ業界では「モリンガオイルは使えない」というのがあるそうです。
それは、吸収力が高く肌への浸透性が良いため伸びないので、全身のマッサージには向かないそう。
まとめ
モリンガブリリアントビューティオイルを使ってみて、肌が敏感だったり肌が荒れている方にも安心して使えるんじゃないかな。という思うはすごくあります。
モリンガブリリアントビューティオイルは20mlで¥4550です。
オイルの中では高価ではあると思いますが、数滴の使用で2ヶ月半もちますし、酸化しにくいので1年半もちます。
お茶とセットになっているものがあるんですが、プレゼントにも良いですし、少し割安で購入できますよ。
一つ持っていると乾燥対策にも良いアイテムだと思います。