手荒れ・手湿疹(主婦湿疹)が治らない。繰り返すのはなぜか。1度見直してみて

「手が荒れ始めた頃は、こんなことになるなんて思ってもいなかった。」

「何だか毎年繰り返すんですけど、なんで?」

ってなってる方に。

対策として、割と初歩的なことから、見逃してしまっていることもあるかもしれないので、まとめてみました。

なかなか治らない方や繰り返しできてしまう方は、1度見直してみてください。

手湿疹とは

手湿疹(てしっしん)とは、主に水仕事に従事する思春期以降の女性の手に湿疹ができる皮膚疾患。主婦湿疹(しゅふしっしん)と同義である。また、医学用語では進行性指掌角皮症(しんこうせいししょうかくひしょう)とも言われる。

引用元:Wikipediaより

手荒れにも色々ありますが、水泡やかぶれなどは「手湿疹(主婦湿疹)」と診断されることは多いと思います。

・調理師
・美容師・理容師
・看護師
・介護士
・事務職
・花屋
など

水仕事が多く、洗剤や薬剤に触れる機会が多い人に見られるんですが、紙を取り扱う職業の人にも見られます。

つまり、皮脂が取られることで手が乾燥してしまう。乾燥して肌が敏感になり、様々な物に刺激を感じてしまう。という状態です。

症状も様々で、

・赤くなる
・かぶれ
・ただれ
・水泡
など

ひどくなると痒みも出てきてしまい、掻くことで治りにくくなってしまいます。

何でてだけ荒れるのか?

皮ふには汗が出る汗腺、皮脂が出る皮脂腺があります。皮脂腺は全身にありますが、毛が生えていない手の平や足のの裏には存在しません。

皮脂は角質層の上、つまり、皮ふの表面に膜を張っている状態です。

膜を張ることで、水分を保持しているセラミドや天然保湿因子が存在する角質層に直接刺激を与えないように守っています。

皮脂膜がない手の平は、水や洗剤などの影響でどんどん乾燥していきます。乾燥してる皮ふの状態というのは、角質層が整っていません。そのため外からの刺激に敏感になって荒れやすくなってしまうんですね。

皮ふのバリア機能が低下している状態です。

手湿疹が治らない原因

じゃあ、乾燥や皮ふのバリア機能を整えたら良くなるのか?というと、、、良くなります。

まあ、これが難しいんですが。

手袋は絶対

手が荒れてゴム手袋を使う人も多いと思いますが、徹底的に使ってますか?

お風呂掃除や食器を洗うなどの家事の時ときはもちろん、車やバイクを洗うとき、庭仕事をするとき。

色々とありますが、水や洗剤を使うときに「ま、いっか」で済ませてしまうと、どんどん乾燥が加速していきます。

仕事でどうしても水や洗剤や薬剤を使うことがある場合も、手袋で防げることは多々あると思います。

私の兄弟が飲食で働いているんですが、「水よりもお湯でカサカサになる」と言っています。そして、一番かぶれるのが野菜の灰汁(アク)だそうです。

扱う量が違うから何とも言えないですが、家で調理するときも、素手でしてしまうと野菜でかぶれることはありかしれないですよね。

私の兄弟は働き始めたときは素手で仕事をしていたそうなんですが、その時は、かぶれとあかぎれが目立っていました。

その後「最近調子良さそうだね。」と聞いたら、手袋をつけて仕事してるとのこと。

使い捨てのビニール手袋とか色々試した結果、細かい作業がしやすいこの様な手袋が良いそうです。

手が荒れているひとは、洗い物だけでなく調理の時も手袋はした方が良いかも。

あとはお風呂入るときですよね。手袋の中に水が入ってきちゃうから中々難しいんですが、シャンプーの時だけでも違うと思います。

・手袋にアレルギーがある

残念ながら、ゴムのアレルギーってあるんですよね。

これはゴム手袋に含まれる原料のラテックスが原因でアレルギーを起こしている可能性があります。

キウイやバナナ、トマト、アボカド、ブタクサ、ヨモギなどのアレルギーがある人は、ゴムのアレルギーがあることが多いそうです。

ゴムにアレルギーがある人は、かなり面倒ですがゴム手袋の下に面の手袋をしたり、使い捨てのビニールの手袋とかを使うと軽減されると思います。

・職業的に手袋を使えない

どうしても手袋をして仕事ができない人がいます。

水や洗剤以外にも、アルコール消毒を頻繁にする仕事の人は、アルコールで水分が飛んでしまうので荒れることが多いです。

細かい手作業で、手袋をすると感覚が鈍るので素手でしたい。という人もいます。分からないではない。

あと、夏場に手荒れを繰り返す方などは手袋で悪化する人もいるんですよね。蒸れて汗が溜まってしまい、それが原因でかぶれてしまうことがあるんです。

そんな方には「ファムズベビー」をお勧めしています。

ムース状になっている保護クリームなんですが、皮ふに膜を張るようになっていて、通常であれば8時間。頻繁に手を洗わなければいけない場合や、アルコール消毒をしなければいけない場合は4時間ほど膜を張っていてくれます。

職業的ではない方にももちろん使えます。

私は金属アレルギーもあって、腕時計やピアス、ベルト、ネックレスなど、全般的にダメになってしまったんですが、これを塗っているとかぶれたり赤くなったりしなくなりました。

汗でもかゆくなるんですが、汗も直接つかないので痒みが出なくなったんですよね。赤ちゃんのむつかぶれやよだれかぶれにも使えます。

公式サイト:【ファムズベビー】

「ファムズベビー」をご存知でしょうか。 私は、手荒れがひどくて夜も眠れないほどだったころ「ファムズベビー」を知りました。 ...

赤ちゃんが全身に使って2週間ほどもつ量なので、手だけであれば1カ月以上はもつと思います。

医者に行く時間がない・行く気がない

忙しいと皮膚科に行く時間がとれないこともあるかもしれません。

なかなか治らなくて医者に行ってないってことはないかもしれませんが、医者に行っても治らないから行かなくなっちゃう人もいるんじゃないかと思います。

私は手が荒れ始めた頃は土日も仕事をしていて、たまたまではありますが、休日が皮膚科の休診日と重なってしまい行けない状態でした。

違う皮膚科を探せばよかったものの、面倒で「ま、治るでしょ」と高を括ってました。

行かないで治るんだったら良いんですけどね~。治らないんだな~これが。ひどくなる一方。

ひどくなってからじゃなかなか治りにくいし、自己流で間違った対処をしていると余計に荒れてしまうかもしれません。

・初期であればステロイドで治る可能性も

基本的に皮膚科でもらう薬は、ヒルロイドなどの保湿剤かステロイドが一般的です。

ステロイドって割と非難されがちなんですが、初期~中期くらいであれば強いステロイドで一気に治す。というやり方をするそうです。

荒れまくってると強いステロイドでも治まらないこともあるんですが、2~3ヶ月で良くならなそうなら止めた方が良いかも。というのが実体験です。

私は荒れまくってたので、初回から1番強いステロイドを処方されました。

結局効かなくて、原因が違う所だったからなんですが、友人は1週間くらいで水泡がおさまって、2週間くらいで治ってました。

よく例に出されるのが「火事」です。

火事が起こったときに、少ない水ではなかなか消火できませんよね。大量の水をかけることによって素早く火を消すことができます。

皮ふの炎症が火事に例えられるんですが、皮ふが炎症を起こしているときに弱いステロイドでは炎症を抑えることができません。強いステロイドで一気に炎症を抑える。ということ。

私は皮膚科の先生に説明されたときに理解できなかったんですが、これが結構大事だったんです。

市販のステロイドは皮膚科の薬にに比べて弱いので、自分で判断して塗っていると治りにくかったりします。

・アレルギーがあるか調べた方が良い

皮膚科に行って、薬塗っても全然良くならない場合はアレルギーを疑ってみた方が良いかも。

「今までアレルギーがないから、アレルギーじゃない」と思ってる方いませんか?

私はそうでした。めちゃくちゃ健康でアレルギーとは無縁の生活をしていましたが、ある日突然金属アレルギーになりました。金属アレルギーだけだと思っていたら、他のアレルギーもあって手が荒れていました。

基本的に接触アレルギーであれば、手袋して触れないようにすると良くなったりするんですが、もしかしたら銀歯や矯正のワイヤーで手が荒れているかもしれないですよ。

まれに骨折などで埋めたボルトなどが原因になることもあるそうです。

最近は銀歯を入れていない。という方も注意した方が良いですよ。

歯に詰めた金属は、少しづつ溶けていくので少しづつ体内に蓄積されていき、時間がたってから体に現れることがあるそうです。そのため、何年も前に入れた金属が原因であることに気付かないことが多いんだとか。

で、その金属が汗と一緒に出て、肌がかぶれることがあり、汗をかきやすい手のひらや足の裏、指の間などに水泡ができることがあるそうです。

銀歯が原因か調べるには皮膚科でも調べられると思いますが、歯医者さんで歯に入っている金属にアレルギーがあるかパッチテストをしているところに行くと、その後の治療や料金の相談もしやすいと思います。

・違う病気だった

病気。と言ってしまうと不安になってしまうかもしれませんが、湿疹が菌のせいだとすると薬が変わってくるので調べた方がよいですよね。

・水虫

手に出る「水虫」のことです。白癬菌というカビの一種が感染し、皮ふの角質層に寄生して起こる感染症です。

手に移ることは稀だそうですが、足の水虫がある方、水虫の家族がいる方は疑っても良いかもです。

・カンジダ性指間びらん症

カンジダ症とは、カビ(真菌)の一種「カンジダ・アルビカンス」によっておこる感染症です。

カンジダは、口の中、消化器、膣、腸管などの粘膜に存在し、健康な人でも普通にみられる常在菌です。健康な時は症状として出ることはありませんが、疲れやストレスで、体力、抵抗力、免疫力などが落ちていると増殖し、症状として現れます。

・手水虫
・カンジダ性指間びらん症

これらは顕微鏡検査で判断できるので、やってもらった方が良いと思います。

手荒れの時じゃないんですが、内科で診察受けて、熱が下がらなくて別の病院行ったら違う病気で、誤診されててけっこう危なかったことがあります。

その経験があったので、皮膚科にも何件か行きました。私の経験上の話になってしまいますが、話聞かないで「手湿疹だね」で終わらせる皮膚科は即効で却下。基本的には話聞いてくれるお医者さんは多いんですが、結局ステロイド。

その当時、一番強いステロイド使っても良くならなかったからそのこと話したら、すごい利尿作用のある薬とビタミン剤を出してくれたところがあって、(ごめんなさい、何の薬か忘れた。お薬手帳も残ってないです)色々親身になってくれたお医者さんがいました。小児科と一緒になってる所だったからかも。

そういうところは皮ふの専門じゃないって言う人もいるけど、私にはそこが合ってました。けっこう良くなったし。

何が言いたいかというと、信用して任せられるお医者さんを見つけるのも大切なんじゃないかな。って思います。精神的にも違います。

・掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
・汗疱

このあたりは、原因が不明って言われてる皮膚病。

掌蹠膿疱症は自己免疫疾患とか金属アレルギーとか、汗疱は汗が溜まってなるって言われてますが、この21世紀になっても原因が明らかになっていないのが現状。

私はアレルギーと同時に汗疱も原因だったみたいで、それが治りにくくしてたっぽいです。

今でも毎年繰り返しできるんですが、私の場合は疲れがたまると出ます。なので、薬じゃなくて栄養補給で治ります。

私の場合は初期症状で対処しているので薬がなくても良くなるんですが、皮がむけてたり、範囲が広がってしまい痒みがある人は、塗り薬と同時進行で、ビタミンやビオチンで良くなることもあります。

こんなことが原因になってるかも

実は、こんなことが原因で悪化していて、取り除いたらで良くなった。っていうのがけっこうあります。

ストレス

まず大きいのはストレスです。

「ストレスなくしましょう」って簡単に言えるけど、どうやって?ってなっちゃいますよね。

手があれる⇒痒みが出る⇒痒くて眠れない⇒睡眠不足⇒自律神経が乱れる⇒顔面の感覚が鈍る⇒皮ふとは関係なく病院へ行く

仕事でのストレスもありましたが、私はこんな感じでした。手が荒れてると増し増しでストレス溜まってしまいますもんね。

ストレスが起こす症状として、自律神経の乱れや血行不良、そのせいで起こる代謝機能や免疫の低下、体温の低下などが起こり老廃物の燃焼が不十分になってしまいます。

またストレスがかかると、副腎からコルチゾールなどのホルモンが分泌します。コルチゾールは、ストレスから守ってくれる役割がありますが、出過ぎると副腎が疲労して分泌の量が減ってしまいます。出過ぎるのも良くないんですが、出な過ぎても良くないんです。

副腎はビタミンCを多く使ってしまうんですよね。ビタミン摂取して良くなるっていうのはありますよ。

きっかけは乾燥だった手荒れが、代謝が下がったり免疫力の低下などで治りにくくなって、さらに悪化してしまう。カンジダ菌とかは免疫力が低下してると増殖しますからね。

人それぞれ生活のスタイルは違いますから、ストレスも色々で取り除くっていうのも難しいところはありますが、体から改善したら良くなることもあります。

便秘を治したら手荒れがなくなった

腸は、体全体の免疫の約60%を占めています。

腸内環境が悪いと、せっかくビタミンやミネラルなどを摂っても、うまく吸収できず意味がなくなっちゃうんですね。

ビタミンやミネラルが不足した状態が続くと、鉄分や亜鉛、カルシウムなどの吸収も妨げられ、代謝が悪くなります。代謝が悪くなることで、体から排出しなければならない毒素が溜まってしまいます。

もう、悪循環です。

どんどん毒素が溜まると肝臓や腎臓の機能が低下し、さらに排出しにくい体質になってしまい、手荒れもなかなか治らない・・・。

腸内環境が整ったからと言って必ずしも手湿疹が良くなるわけではありませんが、原因の一つとして可能性はあります。

栄養不足

最近は太ってるのに栄養失調の人もいるくらいです。自分が思ってるよりも栄養が足りてないかもしれません。

私としては、ビタミンはものすごく大切だと思ってます。肌の再生を助けてくれるからです。あと、たんぱく質。肌の材料になるからです。

私が初期の汗疱を治すときは、ビタミンとアミノ酸です。それでもダメな時は「優光泉」っていう酵素ドリンク飲みます。2週間くらいくすぶってたのに、飲みだしたら3日で治ります。めちゃくちゃ栄養価は高いです。

酵素ドリンクというとダイエット目的で飲む方が多いのかもしれませんが、美容や健康にも役立ちます。 肌が荒れると、ビタミン剤やコラ...

「自分がこんなに栄養が不足してたんだ」って思うくらい体が違います。

これでファスティングしたら手荒れが治った。っていう人もいます。

ストレスも腸内環境の悪化も、栄養が不足したりしますからね。免疫力も低下しますよね。

・ビタミン
・たんぱく質(アミノ酸)
・脂質

手荒れとか肌荒れとか繰り返す中で、この3つは必須だな~って思います。

亜麻仁油も良いですよ。食事療法でも用いられています。

脂質は細胞の材料になります。細胞の膜は脂質とタンパク質でできてますが、細胞膜は脂肪酸やアミノ酸や酵素など、細胞にっとって栄養になるものをを取り込んだり、細胞内で発生する毒素を排出したり、有害物質の侵入を防いでくれます。

そして、脂溶性ビタミンの吸収を助けます。

その中でも亜麻仁油には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれいて、その割合は理想の割合です。

繊維質は、腸の運動を言う流すほかに毒素を減らし、血糖値を安定させるなどの効果があります。

亜麻仁油を摂るのも良いかもしれませんが、トランス脂肪酸を減らしたり食事内容を変えたら良くなることはあります。1度見直しても良いかも。

まとめ

なかなか良くならない手荒れ。原因がわからないこともあるかもしれません。それで色々試したりするかもしれません。

私も「これが良いよ」と言われていろいろと試しましたが、良かったものもあれば、全然合わなくて反対に荒れてしまうこともありました。

どうしても試してみないと分からないことはありますが、試してく中でバチコーンって効くやつがあったりします。

その前に手袋徹底したり、皮膚科でアレルギーがあるか、菌じゃないか調べてみたり、1度見直してみてください。見逃してる所があるかもしれません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

error: Content is protected !!