手荒れの原因は色々だから種類で対策は変わるよ!自分の手荒れを知っておこう

%e3%80%80%e6%89%8b%e8%8d%92%e3%82%8c%e5%8e%9f%e5%9b%a0
手荒れになる原因は様々あります。そして原因が違うと、ひび割れ、水疱、かぶれなど、症状も変わってきます。

自分がどのような事で手荒れしてしまうのか知ることで、改善方法を考えていきましょう。

もしかしたら、自分が思ってることと違う所に原因があるかもしれません。(というのも、私は洗剤かぶれだと思っていたら、アレルギーで手荒れを起こしていました。手袋しても治らないわけだ!)

スポンサーリンク

手荒れの原因

手荒れと言うと乾燥やアレルギーを思い浮かべることが多いかもしれませんが、病気のサインだったりするので見逃せません。

「これ病気なんじゃない!?」と内科に行って見てもらったら、「ただのアレルギーです」と言われたことがあります。

そのアレルギーがこんなひどいことになってるんだよ!「ただの」じゃないよ!

と、こちらはなりますが、内科の先生は「内臓の病気じゃないから大丈夫だよ」と。

そりゃそうだけど・・・。

そんな手荒れの原因、大きく分けて2つあります。

・外的要因の手荒れ
・内的要因の手荒れ

体の外からの刺激で手荒れを起こしてしまっているか、体の中が原因で手荒れを起こしてしまっているのか。という事です。

いくつか挙げてみますね。

外的要因の手荒れ

外的要因の手荒れとは、外部からの刺激で手が荒れてしまったり、肌のバリア機能が低下していて刺激に弱くなってしまうことが原因で起こります。

荒れている程度にもよりますが、ひどくなると治りにくくなるので、毎日のケアも大切です。

洗剤や水仕事によるもの

主婦の方や、水仕事を主にする職業の方に多い手荒れです。「手湿疹」と呼ばれることもあります。また、あかぎれになったりブツブツが出てしまうこともあります。

洗い物で使う洗剤や美容師さんのシャンプーなど、食器洗剤や石油系のシャンプーの界面活性剤は強く洗浄剤が皮ふのバリアを壊してしまいます。

肌のバリアをしているのは水分や皮脂なので、もともと乾燥しているというのも大きな原因の一つです。

細胞が乱れて、肌のバリアの役割を果たす水分や皮脂を多く奪ってしまっていることも原因です。

さらに、お湯を使うことで皮脂を奪い水分を蒸発させてしまいます。

洗濯をお湯で行うと油汚れや皮脂汚れが落ちやすくなるのと一緒で、お湯を使うことによって体の油分を落としてしまいます。

手袋は必須です!

手が荒れてる方にはゴム手袋は、必須アイテムですよね。 一般に、家事などで水に触れる機会が多いから使おうと思うと、 こういうゴ...

手荒れをしているときには、長時間のお風呂などは気を付けた方がいいですね。

私は手だけ上に出して入浴していました。

皮脂が少なくなってきているので、保湿も大切です。

乾燥によるもの

秋口から冬によくみられる症状です。夏場でもエアコンなどが原因で乾燥してしまうこともあります。空気が乾燥するとともに体全体が乾燥し、さらに手荒れを起こしてしまいます。

冷え性の人は末端に血流が行き渡ってない人も多く、これも冷えからくる乾燥につながります。冷えは内的要因ですが、乾燥として現れるというスパイラル。

乾燥は空気だけではなく、紙や服など物に多く触れることによって皮脂を奪われ乾燥してしまうことがあります。仕事で段ボールやお札などを取り扱う人にも見られます。

洗い物でお湯を使うようになるのも乾燥の原因になります。

夏場でもこまめにハンドクリームやオイルなどを塗ったり、元々乾燥肌の方は体の中から水分を逃がさないようにすることも重要です。

接触アレルギーによるもの

何かを触ってしまうと荒れてしまう方。急に荒れるようになった方は、アレルギーを起こしている可能性があります。

分かっていれば避けられることもありますが、「今まではそんなことなかったのに!」などという事もあるので、治りにくい人は疑っても良いかもしれません。

職業でいうと、美容師さんのパーマ材、カラー材などの薬剤や、料理人の方の食材による灰汁などがあります。

その他にも、洗剤や石けんによる成分のアレルギーもあります。

元々アレルギー体質の方は、家での生活にもこれらが影響することがあります。

夏場に汗などで湿疹が出てしまう方もアレルギーが起こしていることもあるかもしれません。

私は夏になると、汗で体全体がかゆくなります。あと、柔軟剤です。

私の場合は湿疹などは出ませんが、掻いてしまうとそこから広がって荒れていきます。

自分には何のアレルギーがあるか、一度病院での診察をお勧めします。

実は予防や対策を疎かにしている

「ちょっと荒れてきたけど、すぐ直るでしょ。」
「良くなってきたからいいや。」
「毎回毎回クリームを塗るのが面倒くさい。」
「忙しくて、それどころじゃない。」

たまに荒れてしまうけどすぐ直る方はいいのかもしれませんが、手湿疹や汗疱湿疹などは最初の対策を怠る、徐々に広がってしまい治りにくくなることがあります。

私の場合はそうでした(;´・ω・)

面倒くさがらず対策をすることで、早めの改善を心がけましょう。

外的要因の手荒れにおすすめクリーム

手荒れで悩んで、ハンドクリームやオイルなどを色々試すと思います。

軽い手荒れであれば、ワセリン、馬油、ニベアなどで治る人もいるかもしれませんが、乾燥が進み刺激に弱くなっていると、ハンドクリームで保護するだけでは良くならないことも多いです。

私の手荒れはひどかったので、色々試す中で良かったものを紹介します。

プロテクトクリーム【ファムズベビー】

ハンドクリームやオイルは蒸発しますし、手を洗ったり洋服を触ったりすると落ちやすいですよね。

ファムズベビーはクリームではなく、ムース上になっているプロテクトクリームです。

肌に膜を張り、8時間ほどもってくれます。アルコール消毒などでも落ちません。頻繁に水を使う場合は4時間を目安に使います。

職業的に手袋をできない方にもファムズベビーもおすすめです。汗や接触アレルギーの場合もかなりおすすめですよ。

汗で痒くなってしまうので、試しに使ってみたら痒みがなくなりました。

公式サイト>>洗っても拭きとっても落ちない!新発想ビフォアケアフォーム【ファムズベビー】

以前はそんなことなかったのに、ここ数年、汗をかくとかゆくなります。 運動してババーって掻く汗よりも、湿気とかでじわじわと掻く汗...

アトピスマイルクリーム

アトピスマイル6

アトピスマイルはクリームですが、肌の水分を逃がさないために必要なセラミドの生成を促してくれる作用があります。肌のバリア機能を整えてくれるんですね。

肌を保護するだけではなく、肌の中から改善しよう。というクリームです。

他のハンドクリームには入っていない、「ライスパワーNo.11」という成分が入っていて、皮膚水分保持機能が世界で認められているものです。

サラサラしてるので使いやすいですよ。

公式サイト>>【アトピスマイル クリーム】

他にも良かったものを紹介しているので参考になれば⇓

乾燥していたり、台所、洗濯、お風呂掃除など、水仕事でバリア機能が乱れ乾燥がどんどん加速。 ハンドクリームを塗っても塗っても、乾...

「シャンプーを変えたら手荒れが良くなった」という事も聞きます。

シャンプーで悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。優しいシャンプーをお探しの方は⇓

手が荒れて中々良くならないときに「シャンプーを変えてみよう」と思う方も多いと思います。 私も色々なシャンプーを試しましたが、自...

内的要因の手荒れ

「内的要因の手荒れ」と聞くと、「え?病気?」と思ってしまいますが、原因は色々あります。

疲れやストレスなどでも手に出てしまうことがあります。生活習慣の見直しも大切な要素です。

ストレスによるもの

日々のストレスが蓄積することによって、免疫が低下してしまい手荒れの原因になっていることがあります。

体がストレスを感じるとビタミンが多く使われてしまいます。その他にも、自律神経が乱れたり、乾燥や冷えの原因にもなります。

この場合は手だけではなく、肌全体が弱りやすくなるので、顔や体にもニキビや湿疹などが出ることが多いです。

手荒れや肌荒れがひどくなり、さらにストレスを感じてしまう。など、悪循環になってしまうケースもあります。

ストレスの原因とその対策(と言っても難しいかもしれませんが)、保湿よりもビタミンや良質の油分などの摂取での体質改善が有効と言えます。

私はビタミンや抗酸化物質を摂ると、手にできた水泡が良くなることがあります。

食物アレルギー

食物アレルギーが手に出てしまう方もいらっしゃいます。

食物アレルギーは外から入ってくるものだから「外的要因」と聞いたことはありますが、ここでは内的要因としますね。

接触アレルギーと同じように、大人になってからなる食物アレルギーは気付いていないケースもあるようです。また、食物アレルギーの症状も、軽いものからアナフィラキシーショックを起こしてしまうものまで様々ですよね。

例えば私はアレルギーで、果物を(特に桃やメロンなど)食べると喉がイガイガとかゆくなります。症状が軽く肌には出ないのですが、最初はなぜなんだろう?と分かりませんでした。

何を食べて出るか、どこに出るかは人それぞれで、聞いたことがあるのは「自分の弱いところに出る」ということ。

アレルギーがあるかもしれない。と言う方は、一度病院で調べてみると良いかもしれませんね。

腎臓や肝臓などの臓器の低下

腎臓疾患や、肝臓疾患がある場合、手にかゆみや湿疹が出ることがあります。

もしかしたら?と感じる場合は、お医者さんへ行って調べてもらうことをお勧めします。

冒頭でも言いましたが、「私、もしかして肝臓が?」と思って病院に行って、「違う」と言われました。

病院で診てもらうと安心感はあります。

腎臓や肝臓は毒素を排出してくれる臓器ですが、疾患のない方も腎臓や肝臓の機能が弱っていると体に毒素が溜まり、皮ふの弱い部分に出ることがあるんだそうです。

特に手は普段から外部刺激にさらされているのと、末端なので血液の循環が悪くなりやすく毒素が溜まりやすい場所です。

血行を良くして、毒素を排出しましょう。

乾燥などで起こる手荒れや肌荒れですが、なかなか改善しない手荒れや肌荒れで水泡や湿疹がができたり、かゆみがあったりする場合、腎臓や肝臓...

不摂生によるもの・食生活

例えば、ファーストフードやカップラーメンなどばかり食べている方。睡眠不足が続いている方などは、ビタミンやミネラルなどの不足が原因していることもあります。

ビタミンだけではなく、栄養素のものが不足していることもあるので要注意です。最近では太っているのに栄養失調の方もいるくらい。

こういう生活をされている方は、免疫が下がってしまいアレルギーになることがあります。忙しくてつい、そういう生活になってしまう方は、ストレスなども溜まっているはずです。

ものすごく悪循環ですよね。

食事や生活習慣を改善することで手荒れが良くなることがあります。

「自分の生活を見直しましょう」というのは簡単です。でもやろうとすると結構大変。

忙しい中で栄養のバランスが整った食事をするのも中々難しいものがあります。

サプリメントでも良いのでビタミンやミネラルを摂るのも有効です。朝1杯青汁を飲むだけでも栄養バランスが変わると思います。

栄養不足

ストレス、不摂生、乱れた食生活など、体に必要な栄養が摂れない、もしくは消費してしまうんですね。

私は栄養が不足すると、手や肌だけではなく髪や爪にも出ます。全身ボロボロ。

何の栄養が不足しているか、何の栄養が必要か。というのは個人差もありますが、体の外に出やすいビタミンは不足しやすいと聞きます。

女性の場合は、銅や亜鉛が葉酸などが不足しがちだとも言われています。銅や亜鉛などのミネラルも肌を作るのに必要な栄養素なので、貧血の方は気を付けた方が良いかもしれませんね。

お酒やたばこもビタミン類をかなり消費するようですよ。飲みすぎ、吸い過ぎには気を付けましょう。

不足した栄養を補うのも大切ですが、日々の食生活のバランスを整えることも重要です。

治らないのは原因が重複してるからかも

一つの原因だったことが重なって複数の原因になっていることもあります。

例えば、水仕事が原因だと思って手袋などで対策したとします。

以前よりも水や洗剤に頑張って触れないようにしているのにも関わらず、中々手荒れが治らない。そういう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういう時は、まず、他のところに原因があるかも。と思ってみてください。

実は手袋のゴムのアレルギーもあった。という人もいますよ。

水仕事が原因だと思っていた

手袋などで対策

治らない

乾燥しているからかもしれない

ハンドクリームやパックなどで対策

以前よりは良いが、まだまだ荒れている

実はストレスが原因で免疫が低下していて治りにくくなっていた

こんな風に、実は治りにくい体質になっているかもしれません。知らない間にアレルギーやアトピー体質になっていることもあるかもしれません。もしかしたらカビかもしれません。

まずは、一つ一つ原因を確認することが対策につながります。ただ、原因を見つけるのって結構大変ですよね。少しずつで良いと思います。1カ月ほど様子を見て、改善されないようでしたら、原因を疑ってそのうえで改善策を考えていきましょう。

内的要因におすすめ

内的要因の手荒れは原因が分からないことが多いかもしれません。

ハンドクリームやオイルだけでは良くなりにくいので、体の中から改善できると良いかもしれません。

とはいう物の、症状が違えば対処するものも変わってきますよね。

「便秘が改善されて手荒れが良くなった」と言う方もいれば、生理前の気持ち悪さや生理痛がひどく、「改善したらに手荒れも良くなった」という事も聞きます。

まとめているので参考になればと思います。⇓

体質改善と言っても体質は人それぞれ違います。手荒れや肌荒れに悩んでいた私なんですが、手荒れや肌荒れも体質の違いによって原因も変わって...

まとめ

手荒れと言っても、原因も症状も色々です。

体が弱って免疫力が下がっている状態だと、手や肌は荒れやすい。というのは感覚としてわたしはあります。

冷え、便秘、腸内環境、乾燥など。手に出やすいんじゃないかな。とも思います。

ひどくならないように、予防も大切です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

error: Content is protected !!