手荒れや肌荒れ・頑固な冷え・肩こり・疲れ・目の乾燥は静電気のせいかもしれない

デトックスに関してある本を読んで、これは私が感じている症状に「かなり当てはまるな」と感じました。

札幌でクリニックを開いている院長でもある西谷雅史さんと言う方が書かれている「血流は“静電気デトックス”でよみがえる」と言う本です。

血流は“静電気デトックス”でよみがえる

その本の中には

・ひどく身体がだるい
・異常に疲れる
・頑固な冷え
・肩こり
・目の疲れや乾燥

と言った背景には、もしかしたら電磁波の影響かもしれない。と書かれていました。

そして、これらの原因は電磁波により体内に静電気が溜まっている可能性が高いというものでした。

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電磁波が体に影響

電磁波過剰に反応してしまう「電磁波過敏症」は最近では知られてきたものの、医療の現場ではほとんど注目されていないのが現状だそうです。

以前あるテレビ番組で、パソコンやWi-Fiをはじめ、ラジオや電子機器など電波の規制をしている街のことをやっていたのを見たことがあります。

アメリカのグリーンバンクという街ですが、電子機器などで不調に悩む人々が集まる街として紹介されていました。

さらに、携帯を使ったとたんに警察が駆けつけてくるというものです。

その時は「へぇ~。そんな街があるんだ。」くらいに思っていましたが、本を読んでみてこれは自分にも関係ないことではないな。と思いなおしました。

むしろ、自分と症状が重なるものが多かったんです。そうだったのかと言うものもありました。

電気を溜める体質

まず私が、「あ、そうかも」と思ったのは冬場の静電気です。

昔から人よりも静電気でバチっとなりことが多いんです。

例えばドアノブやスイッチなどは静電気でバチっとなりますし、人との握手や肩に触れた瞬間などにもバチっとくることが多いんです。

毎回電気走りますね」と言われたこともあります。

これは元々持ってる体質だと思っていました。

本の内容によると、西谷先生のクリニックに訪れる患者さんの中にも、程度が半端でない疲れやだるさを訴える患者さんが増えているというのです。

その中でもほとんどの人が冷えを自覚しているようです。

「何をしても暖まらない頑固な冷えがある」
「お風呂から出ても、すぐに冷えてしまう」
「肩はもともとガチガチ」
「肩が凝り過ぎて感覚がない」

また、目の疲れや乾燥もほとんどが伴っています。

~省略~

そこで試しに私が「何かに触ると、静電気がバチバチ来ることはありませんか?」と聞いてみると、
ほとんどの患者さんが
「そうなのでんす、静電気で困っています」
と言われるのです。

まさに私です。

・疲れ
・だるさ
・冷え
・肩こり
・目の乾燥

全部ありました。そして静電気。

異常な疲れやだるさはありませんが、冷えに関しては頑固ではありました。

今は以前ほどではありませんが、手荒れや肌荒れがひどかった頃は、帰宅後すぐにでもお風呂に入りたいし、入浴したのに冷えることが多かったのですぐに寝てしまいたい。と思うことが良くありました。

電気が溜まるわけ

冬になると静電気が発生することが多いと思いますが、これは化繊でできた洋服やセーターなどで体に電気が溜まり、電気を通しやすいものに触れるとバチっとなります。

本によると、周囲の電磁波が多い場所はそれだけ帯電量は増えると言います。

また、汗をかきにくい人乾燥しやすい住環境での生活は放電しにくく静電気が溜まりやすいそうです。

血液が酸化していると静電気が溜まりやすく、男性より女性のほうが溜まりやすい傾向にあります。

とあります。

静電気が溜まるとどうなる?

はっきりとした科学的根拠はまだわかっていないそうですが、西谷先生の見解によると、

第一に、帯電による電気刺激は、交感神経を過剰に刺激し続けます。
このため、全身の血管が収縮します。すると当然、血流が悪くなり、脳をはじめ各臓器へのエネルギーの補給が不十分となり、ひどい疲れやだるさ、記憶の減退などが起きるのです。
また、特に血流が悪くなると末梢に血流が行き渡らなくなり、常に冷えを感じます。
しかも、少し温めたくらいでは帯電により収縮した血管が拡張しないため、頑固な冷えの状態が続くのです。
さらに血流が悪くなると、あちこちの筋肉が突っ張って、凝りと痛みを生じます。

血流が悪くなることで悪循環になってしまうんですね。

私も常々このサイト内でも冷えに良いものを紹介することもあります。

血流の悪さは肌のターンオーバーも乱してしまうので、乾燥や肌荒れの原因になることもあるのです。

また、静電気が溜まることで空気中の塵や埃が目や顔にも吸い付いてくるので、肌が荒れたり目がショボショボしたり乾燥したりするようになるそうなんです。

これは「なるほど!そうだったのか」と思いました。

私は以前は0.1ほどしか視力がなかったのですが、レーシックで1.5までになりました。(今は1.0くらいかな)

レーシックをする前に「目が良くなると乾燥するよ」と聞いたことがありました。

確かにレーシックをした後に目が乾燥するようになったんですが、以前よりはっきり見えるので、目を使うのに慣れてないから疲れてショボショボするのだと思っていました。

本を読んで「もしかしたら」と思うのは、今までコンタクトレンズでカバーできていたのが、裸眼になったことで埃が直接つくからなんじゃないか。とも考えました。

もしかしたらそういったこともあるかもしれないですよね。

また、花粉の時期には肌が荒れやすい方で、そういった方も多いと思います。当たり前だと思っていましたが、静電気のせいかもしれません。

加えて、帯電によってカルシウムやビタミンCが流出しやすくなることから、その結果、貧血や皮膚病に罹患したり、ストレスが溜まりやすくなります。
ビタミンCは抗酸化の働きがあり、それが失われると活性酸素が増え、細胞の老化を招きます。

とあります。

もう悪循環も良いところ。

身体は紫外線や食べ物によって酸化すると思っていましたが、電気でも酸化してしまうんですね。

帯電すると脳の電気信号も減り、そのため血流量も減るそうです。

電磁波過敏症の人は脳の血流量が少ないことは分かっていて、血流量と電磁波の調査も行われていると書いてあります。

血液が滞ることを東洋医学では「瘀血(おけつ)」といいます。「通則不痛、不通即痛」(通じれば即ち痛まず、通じざれば即ち痛む)といわれるように瘀血になると痛みが生じるのです。そして瘀血は万病の元と言われ、瘀血による症状が進行すると生活習慣病などの原因となります。

ハッとしました。

瘀血は帯電のせいだったのかも。と。

手荒れがひどくて皮膚科に通うも全く治る気配がないので、漢方医の先生がいるところで漢方を処方してもらっていたことがあります。

「好転反応」を知っていたら対処法が変わってたかも。という話。 私の場合は手の表面にぶつっと赤いかぶれが出て、痒くてかいていたら腕まで広...

こちらにも書きましたが、飲み始めてから2週間に一度生理が来るようになり、貧血になってしまったため飲むのを止めてしまったことがありました。

後に調べたらこれは「瘀血」による好転反応の症状だったのかもしれなかったのです。

その時は冷えも頑固ではありましたし、血流が良くなかったことは間違いありませんでした。

そのため血が酸化したのでしょうか。血が汚れていたから出た好転反応の症状だったのかもしれません。

今でも血流は良い方ではありません。

帯電しているかもしれません。

北枕が良いわけ

昔から「北枕は縁起が悪い」と言って北に頭を向けて寝ることが避けられていましたが、最近では北枕の方が良いというのは耳にします。

そんなに関係ないでしょ?と思っていました。

風水的に良いという意見もあり風水とも関係はあるそうですが、科学的根拠があるのを本を読んでわかりました。

それは地球の磁力の問題です。

地球の磁力は、南から北に向かって流れています。
なので、地磁気の方向に沿って頭を北にして(北枕)、北向きにするのがお勧めです。
北枕にすると、脳の磁場や身体磁場を乱すことがないから

~省略~

一方で、磁力線を横切る方向に寝ると身体に電流が溜まりやすくなります。

「なるほど」と思いました。

また時差ボケについても書いてあり、実際に時差ボケをするときとしないときの差がここにあるのか。とも納得しました。

磁力の力ってすごいですね。

やっぱり銀歯は気を付けた方が良い

以前にサイト内でも「治りにくい手荒れや肌荒れの原因が銀歯かもしれない」と書いたことがあります。

これは、自分自身そうじゃないかな。と思う所と、何冊か本を読んでいる中でも、銀歯を外したら手荒れや湿疹が回復することがある。と書かれているのを複数読んだからなんです。

汗疱の原因が汗ではないかと言われていますが、汗の中に微量の銀が混ざってなるともいわれています。

私自身だいぶ手荒れは良くなったものの、湿気が多くなる時期に指と指の間に水泡ができることがあります。

「銀歯かもしれませんよ~」と言っておきながら自分では歯医者に行っていないんですが、(良くなるので放置してしまっています)もしかしたら金属アレルギーなのでそうじゃないかな。とも思っています。

銀歯の素材によっては溶けだして体に溜まるというものもあれば、銀歯が溶け出すとは考えられないという意見もあるんですが、西谷先生も銀歯について書かれていました。

歯科金属の安全性は意見が分かれるとも書かれています。

しかし電磁波環境の中では、歯科金属に電流が流れることによる金属の腐敗や溶出が起こり、金属自体の影響による歯痛や湿疹、アトピー、脱力などの体調を訴える患者さんが何人もいます。

~省略~

アーシングしても症状の改善が思わしくないかたは、歯科金属をノンメタルのものに交換することも考えたらいかがでしょうか。

水銀に始まり、銀は通常の食事や抗酸化物質でも排出しにくいとも言われています。

やはり一度見直しても良いのかもしれません。(私も)

抗酸化物質は必要

電磁波は血液が酸化することから、抗酸化ビタミンやミネラルを摂るのも大切だと書かれています。

実際にデトックスをする際にも抗酸化物質を摂るのは非常に重要です。

通常の食事よりも多く抗酸化物質を取る理由として、野菜やフルーツなどを食べる機会が減ったのと、近年の野菜などの栄養の低下などがあります。

電磁波のストレスで活性酸素を増やしてしまうことも関係しているのかもしれません。

また、ビタミンやミネラル、たんぱく質などの栄養を摂ると症状が改善することがあるそうです。

実際に私はビタミン、アミノ酸、酵素などを摂ると手の水泡は消えやすく、肌の調子も良くなります。

帯電の改善法

実際には体にどのくらい電気が溜まっているかを測り、溜まっている数値が多い場合は「アースシート」という静電気を放電させるシートで改善していくらしいのですが、この方法をアーシングと言います。

山や森で自然に触れることでもアーシングはできるそうです。

この場合、靴は電気を通しやすい革靴か静電靴が良いそう。

また静電気による帯電は乾燥からくることも多いので、しっかり毎日湯船につかることを勧められています。

バスソルトなど、ミネラルを含むものは身体の電気を抜けやすくするそうです。

アーシングをしても体調が変わらない場合は、先ほどもありましたが、銀歯や副腎の病気を疑っても良いようです。

その前に、病院で体調の不良は何か調べた方が良いとも書いてあります。

電気を抜くことで一時的に症状をとることはできるが、自然治癒力やストレスを溜めない環境も大切だとおっしゃっています。

まとめ

この他にも、うつ病、パニック障害、海外での電磁波の在り方や日本との差、日本での多作の低さ、なりやすい仕事、悪化する原因、電磁波過敏症の症状、症状が軽くなった例、電気を溜めない方法などが書いてあります。

私が「ほう」と思ったのは、地震や噴火の前になると不調になる人もいる。というもの。

私自身、身体に電磁波や電気の影響などについて疑っていたところはありますが、読んでみると納得することも多く非常に勉強になった本でした。

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