手荒れにも効果的な馬油!全身に使うなら手作りもお勧め

以前、私の中では「馬油」と言うと、あまり良い印象がありませんでした。

子どもの頃に、怪我や火傷をするとおばあちゃんが「馬油、馬油」と言っていた印象ですが、油っぽいし、匂いも気になってあまり好くではありませんでした。

手荒れが酷いときに、勧められたのが「馬油」で、「う~ん、馬油かぁ」と思っていました。

が、

使ったらよかったんです。なぜ今まで、敬遠していたのか!?とさえ思っています。

馬油(バーユ、マーユ)の効能

手荒れや肌荒れ、アトピー肌の方は使っている方も多いかもしれませんが、馬油には様々な特徴や効能があります。

人間の皮脂に近い油脂

こちらにも書きましたが、肌が荒れているときは乾燥や掻きむしったりすることで、皮膚の表面の細胞が壊れてしまっています。

そのため、ハリや水分を保つためのセラミドの生成がうまくされず、水分が逃げてしまいます。

馬油の油脂は、人間の皮脂に近いため皮膚への負担をかけず、水分が逃げないように、セラミドの代わりになりなってくれます。

浸透力

馬油は、浸透力が非常に強く角質層まで浸透します。このため、荒れている手や肌の細胞間に入り込み肌を潤します。

使ってみると分かると思いますが、油なので、はじめはべたっとしますが、浸透することですぐに馴染みます。

保湿、バリア

馬油は、少なくても伸びが良く皮膚全体に膜を張ってくれます。馴染みも良く浸透していくことで、蒸発しにくく肌にとどまり保湿してくれます。

乾燥やアトピーの肌に馬油を塗ると、肌の表面に油膜が出来るので肌を刺激から守ってくれます。そのため、痒いときにも効果的です。

抗菌、殺菌

馬油には殺菌作用があります。そのため、ニキビにも効果があると言われています。また、馬油には抗酸化作用もあります。傷口に馬油を塗るとそこに油膜がで、外部と傷口とを遮断します。

空気に触れないことで、酸化するのを抑えてくれます。さらに、浸透した馬油は皮膚の奥にある空気を追い出すの力があるので、内側の空気による酸化も抑えることができます。

この他にも、火傷、筋肉痛の緩和、花粉症、抜け毛、などなど、とにかく効果がたくさんあります。

馬油の使い方

使い方と言っても、「塗る」だけなので簡単ですが、他にもアイテムを使う場合には、塗る順番や気をつけたいことがあります。

化粧水や乳液をを使う場合

アルガンオイルやホホバオイルを使うときも一緒ですが、先に塗っておくと化粧水の浸透が良くなります。

馬油⇒化粧水⇒乳液

馬油を塗ってからすぐではなく、馴染んでから(2~3分で大丈夫です。)の方が有効的です。

手に使う場合も同じで、馬油を塗ってから化粧水を塗ると、保湿+乾燥予防に効果的です。

気をつけたいこと

効能や効果が優れてはいるものの、植物性の油より、動物性の油は紫外線により酸化しやすいことがあります。出かける前などは、さらに日焼け止めを塗るなどして、予防してください。

使いやすいもの

馬油には、油と液体とあります。成分は同じですが、使う場所によっては液体のものが使いやすかったりします。

例えば、冬場は手や顔だけでなく全身が乾燥してしまう方も多いと思います。全身に使うときは液体の方がまんべんなく広がり使いやすいです。頭皮に使う場合も、油よりも液体の方が使いやすいのでは?と思います。

「馬油」で有名なのは、薬師堂からでている「ソンバーユ」だと思います。

手作りでもOK

両方買うのもな。と思う方は、油の馬油と精製水で手作りできるので試してみてはいかがでしょうか。自分の好みの固さに作れますし、簡単です。

1、スプレータイプのボトルに、適度に馬油を入れます。

※ここで注意したいのは、手に取って入れないことです。手には雑菌が多く存在しますので腐敗の原因になることがあります。また、手に取って使っていた油分の馬油を使うことも注意です。

2、そこに、薄めるように精製水を混ぜるだけです。

振りながら柔らかさを確認してください。ご自分の使いやすい柔らかさでOKです。また、使用する前は分離していると思いますので、良く振ってから使ってください。

スプレーボトルを使うことで、体中に塗りやすくなります。
手作りのものは、防腐剤などを使用しなので、2週間ほどで使い切ることをお勧めします。ですので、作るときは、50mlくらいで十分だと思います。

また、冷蔵庫で保管するときなどは、温度によって馬油が固まってしまう場合がありますが、常温で温めると元に戻ります。効能は変わらないので心配なく。

色々な場面で役に立ってくれますし、一つあると便利なアイテムだと思います。

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